本事業の目的
【本事業の目的】
古民家の移築再生、古材の利活用を推し進めることで、「空き家課題の解決」「古材活用による脱炭素社会形成への寄与」「高騰する木材(ウッドショック)への新たな対策」といった目標の達成を目指します。
なお、古材の活用については、環境省・国土交通省・全国古民家再生協会が連携※3することで、古民家移築再生以外でも幅広く活用されるための取り組みが行われています。
※3「古材リユースのすすめ」
https://www.env.go.jp/recycle/circul/reuse/kozaipamph.pdf
削減した二酸化炭素量の計算方法について
川上幸夫著「古民家の調査と再築」より
木材(松)1㎥あたりの重量は一般的な含水率15%程度の場合540kg
木材に含まれる炭素量は重量比全体の43%を占めるため、
540kg×43%=232kg
炭素量から二酸化炭素量を算出する計算方法は、
炭素量×44÷12から算出されるため、木材(松)1㎥を焼却した際に
排出される二酸化炭素量は232kg×44÷12=851kg/㎥となる。
今回の移築は古材30本(1本の平均:八寸×30cm×4,5m)