【界 アルプス】「豊かな水に育まれた伝統工芸『松崎和紙』で水うちわづくり体験」開催 会席料理も堪能|期間:2022年5月20日~7月20日
を担当する職人 信州松崎和紙工業腰原修一氏
<プロフィール>
職人腰原修一氏
90年続く信州松崎和紙工業の3代目。今では、大町市で唯一の現役紙漉き職人。大町市で採取した天然の葉や花を漉き込んだ、温かみある和紙作りが特徴。植物の採取から、植物の色を保つ特殊処理、紙漉きまで、あらゆる行程をほぼ一人で行う。界 アルプスの客室のあたたかみのある和紙製の明り採り障子や灯籠なども手掛けている。
<コメント>
「手業のひととき」を担当させていただく、信州松崎和紙の腰原と申します。平安の昔から当地における手漉和紙の技術を継承している職人です。昨今の伝統工芸をとりまく環境は大変厳しいものがあり、日本の手漉和紙業界も例外ではありません。
今回このような企画をしていただき、少しでも関心を持たれた皆様と、短い時間ではありますが、一緒に創作を楽しみ、普段感ずることの出来ない体験を共有させていただけることに感謝し、これからの伝統工芸の在り方を私自身探ってみたいと思います。どうか興味のある方は、是非御参加していただければ幸いです。
丈夫な松崎和紙で水うちわ作り
地元の楮を用いて作る松崎和紙は丈夫なことで知られ、耐久性に優れています。