「ニッポン・シャンソン・フェスティバル2024」 クミコと松村雄基のインタビュー公開! “シャンソン”の魅力とコンサートの見どころを語る!
シャンソンによって自分の中の自分でも知らなかった部分を引き出してくれた感覚もありますので、今度のコンサートでも、それを聴いたことで人生を楽しく過ごすヒントとかを感じてもらえたらいいなと思います。僕自身、シャンソンを歌ったことで感じましたから。
クミコ:私ね、松村さんに“イヴ・モンタン”のようになってもらいたいんです。イヴ・モンタンのステージを見るとわかりますけど、“芝居的シャンソン”なんですよ。舞台上のちょっとした動きも計算されていて、役者として優れている方だから表現できたと思っています。それを今、日本でやれるのは松村さんだと、この前の番組の収録の時に感じました。
松村:ありがとうございます。夢が広がります。
クミコ:イヴ・モンタンのステージは理想形です。男だったらあんなふうにやってみたかったなって。
――歌手それぞれの表現があるんですね。10月のコンサートでは出演者の数だけ違うステージパフォーマンスが楽しめそうな気がします。
松村:ずっと歌われ続けてきてスタンダードナンバーになっている曲でも、現在に生きてる我々が歌うことで、過去の方が歌ったものとは自ずと違うものになります。僕が歌えば、僕が背負った何かが見えたりすると思うので、その時の歌い手の人生観や経験によって聞こえ方が違うので、そういうところも楽しんでもらいたいです。