くらし情報『『アンメット』原作者が三瓶&ミヤビ&ろうそくに込めた思い「誰もが身近な影に寄り添い、心の灯を分かち合えるよう」』

『アンメット』原作者が三瓶&ミヤビ&ろうそくに込めた思い「誰もが身近な影に寄り添い、心の灯を分かち合えるよう」

「僕が育ってきた昭和の日本社会では、重度の障害を抱えた人は施設などに入れて保護することを良しとしてきました。実は、僕の兄にも重度の障害があり、当時は施設に入所するしかなかったのですが、入所の際の兄の悲しみを目の当たりにし、母も僕もずっと罪悪感を感じて生きてきました。『アンメット』は、そんな僕の経験が原点になっているんです」

「年月が経ち、今では施設入所以外の福祉サービスも増え、共生可能な社会になりつつありますが、いまだに、後遺症で苦しむ人や障害を抱えた人に無関心な人が多いと思います。ドラマを見てくださる方には、『アンメット』に登場する患者さんのような方たちの存在を知ってほしいですし、決して他人事だと思わずに、少しでも理解していただけたら。そして、本当の意味で共生社会の大切さが伝わり、後遺症と闘う人やそのご家族、医療関係者の方に、少しでも希望の光を注ぐことができたら幸いです」

子鹿氏のXには、原作で『アンメット』のタイトルを回収した、ろうそくのシーンが固定されている。ろうそくの灯りは「心の灯」そのもの。ドラマでは、これが杉咲&若葉竜也によって見事に再現され、鮮烈なラストとなった。

※以下ネタバレあり

ミヤビは、事故の後遺症で過去2年間の記憶を失い、今日(きょう)

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