ノブコブ吉村「日本のお笑いが世界一面白い」 韓国で爆笑かっさらう「国境を飛び越えちゃいました」
だから深夜に一人で散歩をしていたら、ある日「吹き替え、行けるんじゃないか」と思いついたんです。そこから3年ぐらいずーっと、国をどこにするか考えたり、どうやって笑わせるか考えたり、色んな人に相談したりしながら企画を練って、ここまで来ました。
――吹き替えという手法は、他の国でも応用できそうでしょうか。
「ひょっとしたら他の国でもできるのでは?」という思いは強くなりました。もちろん今日は、そもそも日本のお笑いが好きな方や日本語が分かっている方もいたので、そこは冷静になって分析しないといけませんが…。せっかくですから、いろんな国でやって行きたいです。今回一番大変なゼロイチを乗り越えられたので、ここからはイチを10にしていくことができると思います。
――そもそも吉村さんが、「日本のお笑いを海外に届けたい」と思うのはどうしてなのでしょうか?
「日本のお笑いが世界一面白い」という、自負があったんですよ。
でも確固たる証拠がなかったから、果たしてどうなのかなと、試したくなったんです。あと、日本には面白いネタがたくさんあるんですけど、みんな大会が終わったり、一度テレビでやったりすると、そのネタをやらなくなるんですよ。