くらし情報『【RIZIN】平本蓮“ドーピング否定会見”ポイント振り返り(1)弁護士の同席と、動画取材なしの狙い』

【RIZIN】平本蓮“ドーピング否定会見”ポイント振り返り(1)弁護士の同席と、動画取材なしの狙い

そのため、個人的な感情は人それぞれあるにせよ、現状では「平本はウソを言っていない」とフラットに受け止めるだけの説得力はあると思われる(膝の注射がドーピングに該当するかどうかは、検査結果により判明する)。それでも納得できない人は、匿名アカウントの発信する情報や、文字だけによる赤沢幸典の告発を根拠に平本を責めるが、現時点では弁護士を伴った会見でメディアに対して自らの言葉で説明をした平本のほうが、はるかに誠実であることは間違いないだろう。

また、ある格闘技関係者が「平本寄りの“お抱えメディア”だけを集めた」と表現していたが、会場には50人以上の記者が集まり、普段はRIZINを取材しない一般紙、さらには写真週刊誌からの質問も飛んだ。もちろん、格闘技メディアやスポーツ新聞も平本の発言について疑問に感じたことを次々と質問し、擁護しようという雰囲気はなかった。平本も質問に対していま話せる範囲ですべて回答しており、けっして“お抱えメディア”だけによる予定調和の会見ではなかったと、強く否定したい。

●“切り取り”だけでは伝わらない真意、だから動画取材は行われなかった

今回の会見は、これまで平本が参加してきたRIZINでの試合発表のような内容ではなく、世間を大きく騒がせて迷惑をかけている人も多いことから、平本もいつもより神妙な雰囲気であり、会見冒頭では持参したメモを見ながら自分の主張を丁寧に伝えていった。

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