【RIZIN】平本蓮“ドーピング否定会見”ポイント振り返り(2)赤沢幸典への信頼と疑問、そして今後の流れ
と訴えていたが、平本は「全くそんなことするわけないので、あり得ない。どんな圧力をかけたのか説明してください。一切そのような事実はありません」と強い口調で断言した。
赤沢の告発文には平本の名誉を毀損する内容が書かれているが、同席した弁護士は「特別な事情があれば法的な手段に訴える可能性もあると思います」と赤沢を告訴する可能性を否定しない。しかし「弁護士としてこうすべきということと、平本選手が長年慕ってきた相手に対してどういうアクションを起こす気持ちになるかは、別問題。今後の調査の結果と、平本選手の気持ちと話し合っていきたい」と現状を伝えた。
●検査結果が明らかになる平本蓮の今後、そしてこの問題の終着点は…?
会見で平本はドーピングを何度も強く否定したが、完全潔白は現時点ではまだ証明されていない。まずはRIZINの尿検査で「陰性=シロ」という結果が何よりも重要である。
そして、それだけでは納得できない人も多くいることを理解している平本は、尿検査より精密といわれる血液検査や毛髪検査についても「RIZINからの指示に従っていこうと思います」と必要であれば受ける意思を示した。
追加の検査を実施するかどうかは、試合を主催したRIZINの判断になる。