くらし情報『『西園寺さんは家事をしない』第10話に制作陣も涙「幸福感と切なさが同時に押し寄せてくる」』

『西園寺さんは家事をしない』第10話に制作陣も涙「幸福感と切なさが同時に押し寄せてくる」

普通の恋愛ドラマだったら、同じ女性を好きになった男性2人って対立的な構図になるはずですが、本作では、楠見も横井もお互いを信頼し合う関係がすでに築かれている。楠見にとっての横井は“偽家族”を受け入れ、支え、さらにはその一員になりたいと言ってくれた人でもあるし、横井からすると、“偽家族”の一員になったことで楠見への敬意や愛情が生まれている。だから、横井に「西園寺さんのことを好きなんですか?」と聞かれた時、楠見はきっと嘘をついたり誤魔化したりしないんだろうなと思ったんです。そして横井も、正直に「はい、好きです」と答えた楠見の言葉を、決して恋のライバルからの牽制の言葉としては受け止めないのだろうなと思いました。そうして生まれたシーンなのですが、しっかり信頼関係を築いてきたあの2人にしかできない会話だからこそ、すごく素敵ではあるんですけど…その分、すごく切なさも苦しさもあります。もしかしたら、いっそバチバチにライバル関係になった方が楽かもしれないですよね。でも誠実で互いに敬意がある2人だからこそ、同じ女性を好きになってしまった切なさが増したシーンだと思っています。

そして最後に、西園寺さんが楠見に言い放つ「出ていってほしい」

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