くらし情報『星野源、エッセイ集が初版12万部「ありがたい」 文筆業は「自分の心模様みたいなものを映し書く」』

星野源、エッセイ集が初版12万部「ありがたい」 文筆業は「自分の心模様みたいなものを映し書く」

強調するって欲と似ている。削ぎ落としていくと、読む人が同じような体験をしているようになるんじゃないかな」との思いも。「あったことをそのまま書く、事務的に書く中で、そこには自分の心の反応があるじゃないですか?自分も含めた風景を書くというか。それを感情を書こうみたいにしちゃうと、わかってくれよみたいな気持ちになっちゃう。それよりも、こういう風に心が変化したのだっていう風景を書く。そうすると、自分が自分に対して、ちょっと客観的になれる。変に盛らないで書ける。自分の心模様みたいなものを映し書く」と言葉に力を込めていた。


【星野源】
1981年、埼玉県生まれ。俳優・音楽家・文筆家。俳優として、映画『罪の声』で第44回日本アカデミー賞優秀助演男優賞受賞。音楽家としては、近年に『喜劇』『生命体』『光の跡』など多数の楽曲を発表。また、著作に『そして生活はつづく』『働く男』『よみがえる変態』『いのちの車窓から』がある。音楽、エッセイ、演技のジャンルを横断した活動が評価され、2017年に第9回伊丹十三賞を受賞。

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