くらし情報『『焼肉きんぐ』、後発ながら業界No.1に躍進のワケ “食べ放題=質が悪い”の払拭と“エンタメ”の創出』

『焼肉きんぐ』、後発ながら業界No.1に躍進のワケ “食べ放題=質が悪い”の払拭と“エンタメ”の創出

例えば、人気の高いサイドメニューの『冷麺』も、韓国焼肉の流れを汲んでいます。北海道フェアではジンギスカンを出したのも、焼肉の枠組みのなかで考えられたものです。肉以外のサイドメニューについても、デザートメニューやキムチなど、それらを食べてお口直しをしていただき、また肉を食べてもらえるよう工夫しています。普段は頼まないサイドメニューでも、焼肉きんぐに行ったから頼める。これこそが、“食べ放題”ならではの“楽しみ”だとわたくしどもは考えております」

同社のキャッチコピーに「焼肉は自由だ」ともある。これらが単品メニューであれば、焼肉を食べに来た客は頼まないだろう。だが“食べ放題”であれば払うお金は一緒。ならば様々な楽しみ方をしてもらおうと多くのサイドメニューが登場したわけである。
だがどうしても『ペヤング』などの意外なメニューなどが話題になった例をとっても、メニューの開発は“何でも屋”と紙一重の位置にある。同店はそうならないよう、“焼肉を扱う専門店ならではの視点”を常に研鑽してきたという。

■ビュッフェ形式&ドリンクバーの廃止で客は「食を楽しむ」ことのみに集中、“質の低下”を払拭する服地効果も

2007年の創業時、まず課題にあがったのは、焼肉食べ放題店ならではのオペレーションだ。

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