池井戸潤氏原作のドラマ化「どうぞ好きなように」 クリエイターの自由な想像力を尊重し台本もほぼ確認せず
テレ朝ドラマ制作の人たちの胆力が試されてるなと思いました」と期待する。
今作は原作の設定をもとにインスパイアを受けたオリジナルストーリーとして制作されたが、池井戸氏は「最初に10話くらいの1本のストーリーを考えて『あとはもう自由にどうぞ!』って言ったら、1話ずつ話が展開するストーリーになっていて『これ全然ちゃうな』って(笑)。でも、それはいいと思うんです。『民王』というベースをうまく使って、クリエイターの人たちが自分のやりたいように作るっていうのはすごく重要だと思うんです」と語る。
クリエイターの自由な想像力を尊重しているという池井戸氏は、本作の台本もほぼ確認していないそうで「原作者として『書いた通りにやれよ』と言うんじゃなくて、それぞれやりたいようにやってもらって、日本の映像文化を少しでも底上げできるような、そんなドラマになるといいなと期待しているんです。だから何も一切文句も言わないし、どうぞ好きなようにやってくださいとお任せしています」と信頼を寄せた。そして大ベテランの遠藤も「やっぱりこれだけ目まぐるしくいろんなことが変わっていたりすると、自分のアイデアだけじゃもうどうしようもないことがある。