GLAY・TERU「継続すること」を模索し続けた30年、「声の劣化は、“人生の色合い”」
高校時代に戻ったような、バンドをやる楽しさをあらためて実感しています。自分たちがバンドのコピーをしていた時代、BOOWYのフレーズやプリプリ(プリンセス プリンセス)のギターソロを一生懸命練習していたり…そんな時があったなぁと。地元で音楽を作ることで、すごくその当時に想いが寄せられるんですよね」
――なぜ4人が関係性を保てていると思いますか?
「仲の良さもあると思うんですけど、リーダーであるTAKUROの力が大きいと思っています。日頃からメンバーが何をやりたいのか、今どういうモードなのか、察知能力がすごいので。『4人一緒に同じ気持ちでやれることしかやらない』とまとめてくれているからこそ、今のバランスがあるんだと思いますね。安定感=TAKUROの想いだと思います」
――初の夏フェスに登場したり、11月からはツアーが始まったり、今後も様々な活動が予定されています。活動の展望は?
「メンバーとは、30周年だしやりたいことをやろうと話しています。僕らも、ファンの子たちにとっても、様々な挑戦ではあるんだけど、特に僕らのファンは同世代が多いと思うので、負担をかけることがあってはならない。