千鳥MC優勝賞金1000万円のお笑い番組、なぜ“一番面白くないコンビ”脱落制 大切にしたかった“熱量”
僕は、千鳥さんとガッツリ組んでお仕事をするのは初めてでした。4回ほど、打ち合わせの時間をもらって、いろいろアドバイスいただいて、さらに企画をブラッシュアップしていきました。1個の企画を、こんなに長時間練って、ブラッシュアップしていくということはあまりなくて。テレビだったら、レギュラーでもやっていたりする中での作業なので、よしやるかと、2ヶ月ぐらいで作って、改良していく感じなのですが、事前に全部や詰めて、考えて撮るみたいなことが、Prime Videoさんぽいなと思いますし、僕自身もテレビのときとは違う作り方だったので、とても勉強になりました。
――一番面白くなかった人を落とすやり方にした狙い?
企画がはっきりするなというのが大きいです。一番面白かった人を投票して、最下位が落ちますっていうより、この瞬間に一番面白くないと思ったコンビを投票するのは、残酷さもありますけど、芸人さんが全力を出してくださるフレームだと思うんですよね。どこかヒリヒリ感みたいなものが配信の企画にはほしいと思いました。セカンドステージとか見ていて、やっぱりどこも面白いから「これ自分だったら、どこ入れるかな?」みたいな、めちゃくちゃ悩みますけど、悩んで出た結果がいいのかなと。