千鳥MC優勝賞金1000万円のお笑い番組、なぜ“一番面白くないコンビ”脱落制 大切にしたかった“熱量”
敗者の美学みたいなのもありますよね。仲間が減っていくことの哀愁とか、なんかそういうものってみんな好きだと思うんですよ。その熱量というのが、お笑いの賞レースでは新しいかなと思います。
――オリジナルコンビというところにこだわった理由
あの人とネタをやってみたいってちょっとエモいなと思って。「この人とネタやりたかったのに」っていう話は、聞いてみるとめちゃくちゃ面白いんですよね。あの人とやったらすごい面白くなるんじゃないかって感覚って、めちゃくちゃ面白いし、それって芸人さんが誰しも持っていて、僕らではわからない感覚というか。名指しした方は責任感が出るし、された方もなんとかしたいと思うし、そこでその熱量が出るといいなと思って。誰が勝つか全くわからないっていう、そういう意味でも面白い8組になったなと思います。
――優勝賞金について
千鳥さんも言われていましたけど、1日で1000万円って、即興ですから。賞レースで半年間ネタ作り込んで1000万円もらえるのと、きょう一番爆発したら1000万円みたいなことの企画はやっぱり面白いですよね。客席をみんなつかもうとしているというのが面白いですよね。
――一発目に出てきたせいや&秋山コンビについて
よく出てくれたなと思います。