神木隆之介×宮本信子、朝ドラ『どんど晴れ』以来の共演 神木「当時、僕はまだ中学生」
皆さんが予想している以上のことが起きるはずです!
――神木さんは今回一人二役に挑戦しますが、実際演じてみていかがでしょうか?
<神木>
正直やはり難しいです。鉄平と玲央は生きる時代も違うので、時代設定も頭に入れて演じないといけません。明るく元気に島のみんなを引っ張る鉄平が、どういうふうに人と関わって生きていたかを頭に叩き込んだ翌日に、生きる希望を見出せずにいる現代のホストという正反対の役柄に切り替えることもあって。
<宮本>
そうおっしゃいながらも、楽しそうに演じていますよね。
<神木>
初めてのことなのですごく楽しいです! 最初に一人二役と聞いたときはうまく表現できるか、ちゃんと違う人間として見ていただけるか不安でした。でも、どちらも演じているうちに、鉄平として生きることでわかる玲央のことがあり、その逆も然りだと気づいたんです。これは初めての感覚で、そういった部分も楽しみながら演じさせていただいているんですけど、難しさはやはり拭えないですね(笑)。
――ずばり本作の「ここがすごい!」と思うところを教えてください。
<神木>
僕は美術のセットが見どころの1つだと思います。現代パートのセットはもちろんですが、端島パートのセットが本当に素晴らしくて。