くらし情報『内野聖陽×大森寿美男、“風林火山”コンビで『ゴールドサンセット』実写ドラマ化』

内野聖陽×大森寿美男、“風林火山”コンビで『ゴールドサンセット』実写ドラマ化

、特集ドラマ『どこにもない国』(17年)で、内野主演作品の脚本を担当。各時代で秀作を残してきた内野聖陽×大森寿美男の注目タッグに期待だ。

■内野聖陽(阿久津勇役)の一問一答

――本作の主演が決まった時の印象。また実際に演じてみて

【内野】これは、シニア世代の煌めくような瞬間がオムニバスのようになった作品です。僕に課された役は、若い頃に犯した過ちから、まさに地獄の淵から這い上がろうとしているような男。

シェイクスピアの『リア王』に自分の人生を重ね合わせ、シニア劇団で演じることで、人生の許しを乞おうとしています。非常にタフな精神のいる役だなと感じました。そして、演劇一本を立ち上げるパワーが必要な作品で、なんという挑戦的な話だろうと思いました。


人生を一度あきらめているような人物で、リアを演じることでしか、外界と接点を持てなくなっているような役なので、生きたいという思いを心に秘めて、人と交わらない緊張感が大変でした。自分は生きることを許されていないと自認している男で、リアを演じ切ることで、贖罪を果たそうとしている。こういう野心作は初めてで、なかなか大変でしたね。しかし、本当の演劇のように稽古を日々重ねてくださったので、シニア劇団が本当に自分のコミュニティーのように感じられるところまでなれたのはうれしかったですね。

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