実写ドラマ『ウイングマン』藤岡真威人が超なじんでいる キレのいいアクションにも期待
だ。 幼少の頃から父に空手、柔道のアクションをたたきこまれ、2019年に俳優デビュー。本作で、地上波のドラマで単独主演を務める。
主人公の年齢が上がっても、ヒーローに憧れる熱血少年という原作のマインドが失われていない感じは、感動的ですらある。特撮オタクという設定に具体性を与える健太の発言や部屋(特撮ヒーローのフィギュアやポスター等でいっぱい)、女の子を守るために不良に立ち向かっていくような正義感の強さが伝わるシチュエーション、それらのシーンに違和感なく存在する藤岡。作品の世界に超なじんでいて、ある程度予測可能な物語の流れに沿っていても、藤岡演じる主人公が何をするのか見たくなる。
物語は、異次元世界ポドリムスから来た不思議な少女・アオイ(演:加藤小夏)と出会った健太が、彼女が持っていた「ドリムノート」に自身が空想したヒーロー・ウイングマンを描いたことから、変身能力を手に入れ、地球とポドリムスを守るため、悪の脅威と戦うことになる。
実写ドラマ版でもう一つ感動的なところは、変身後のウイングマンがのかっこよさ。
ウイングマンやアオイのスーツ等は、原作者の桂氏がリデザインしており、ウイングマンのスーツについて桂氏は自身のXで「基本を変えず肩が動きやすいように、もう何年も前から実写があったらこうしようと、考えていた構造にしています。