“人よりアゴが長い”をどうとらえる? 好きになる方法を模索する女性&武器に変えた男性…さまざまな容姿への価値観
顎変形症の手術を経験したトカゲさん
顔の特徴一つをとってもそれが長所として武器にする者もいれば、コンプレックスとして短所として受け止める者も。今回ORICON NEWSでは“アゴ”によって自身の顔への向き合いに変化があった二人に取材。持って生まれた“アゴ”の捉え方によって変化したマインドやエピソードを、あらためて振り返った。
■学生時代男子から心ない言葉に苦しんだ“顎変形症”の女性手術後も「まだまだ現在進行形でコンプレックスを解消できていない」
顎変形症を患い、それによって悩んできたというトカゲさん。なかでも「中学時代は顔のコンプレックスが一番助長された時代だった」と語る。
「とくに中学生男子の威力はすごくて、下校時にアゴの特徴のある有名人の真似を後ろからされたり、席替えで隣になった男子に『お前アゴでかいな』と言われたり。
激しいいじめにあっていたわけでなかったですが、顔に関する陰口は絶対に言われていて、ちょっと浮いていました。グループから浮いていたりハブられていたり、今思えば人間関係の築き方がわからなくて、私のコミュ力も欠落していたと思うので、要因は一つではなかったかもしれませんが、すべて顔がブサイクだからなんだと思っていました。