爆笑問題、浅草キッド、ナイナイ…客前に立つベテランコンビの“相方”の意義 取材で語られた言葉を紡ぐ
漫才師に特別なプロ意識があり、本業が漫才師であることに矜持がある」(『笑芸人VOL.4』(白夜書房)より)
この文章から23年が経った今、浅草キッドがサンパチマイクを通して語ったこと、今回のイベントを行うにあたって、2人が発した「赤江くん、俺たちもう終わちゃったのかなぁ?」「小野さん、バカヤロー、まだ始まっちゃいねぇよ!」という言葉の意味を改めて考える。漫才師という肩書に思いが強いからこそ、3年後に2人そろって舞台に立つまでは「時限的な休止」という選択をして、ファンの前で伝えたのだろう。きっとリターンしてくれるだろうと、23年前の博士が背中を押している気がした。
■テンパる岡村に矢部がツッコミanoが感じたナイナイのすごさ
26日には、ナインティナインが横浜アリーナいっぱいに詰めかけた1万2000人の前で、豪華アーティストとともに『ニッポン放送開局70周年記念ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭』を行った。オープニングでは、岡村が道順を間違えてしまうハプニングもあったが、その後のトークで、岡村が「いきなり道間違えました(笑)。誰もおれへんなと思って。ほぼ、直線なんですけどね。