爆笑問題、浅草キッド、ナイナイ…客前に立つベテランコンビの“相方”の意義 取材で語られた言葉を紡ぐ
と言葉をつなげた。
続けて博士が「結論は、浅草キッドは“解散”します」と切り出し「時限的な解散。3年後に2人でサンパチマイクを挟んで、ちゃんと漫才をやろう」と宣言。玉袋が明るく「活動休止でいいじゃねーかよ(笑)!」とツッコミを入れ、博士が実は段取りがあったことを示唆するなど、明るいトーンで終幕した。
イベント後、ORICON NEWSの取材に応じたは博士は「赤江くん(玉袋)が還暦の時にやりましょうと。僕は、サンパチマイクの前でしゃべったら漫才だから大丈夫だと言っていたんだけど、それは赤江くんの気持ち次第だから。サンパチマイクに対して、完全なものができるのか。言葉としては、時限的な休止ということでいいと思います」と話した。
爆笑問題と浅草キッド、期せずして近いタイミングで2組の取材をしたことで、2組のイラストが表紙を飾る、2001年に刊行された高田文夫氏監修の『笑芸人VOL.4』(白夜書房)を開いてみた。同書では、博士が「THE MAKING OF 浅草キッド」を寄稿しているが、その中に「漫才師」という呼称への思いがにじみ出た文章がある。「ダメなテレビタレントだとは言われることはあっても、ダメな漫才師だとは言わせない。