くらし情報『『海に眠るダイヤモンド』「日給社宅」「外勤」って何? 知っておきたい端島ワードを解説』

『海に眠るダイヤモンド』「日給社宅」「外勤」って何? 知っておきたい端島ワードを解説

ちゃんぽんやうどんをはじめ、親子丼、豚丼、パンやかき氷まで提供し、幅広く島民の食生活に貢献していた。

◆島唯一の寺
第1話で端島を訪れた謎の歌手・リナ(池田エライザ)が身を寄せることになった寺。彼女や職員クラブの管理人・町子(映美くらら)が下宿している寺は、「泉福寺」がモデル。寺は劇中同様に独身女性のための寮になっていて、当時の様子がわかる写真も残されている。

◆端島銀座&宮ノ下階段
島のメインストリート。青空市場が開かれ、対岸の野母半島高浜から農民が行商に訪れていた。同場所に位置し、劇中でも象徴的な、長く急勾配な宮ノ下階段は上るのが大変だったため、当時の島民たちから「地獄段」と呼ばれていた場所をモデルにしている。最頂部まで登ると「端島神社」にたどり着く。


◆昭和館
島の映画館。映画のフィルムは福岡から直送されていたため、長崎市内よりも早く上映されることが多かった。端島の有名な逸話の中には、人を降ろす船が天候の関係で着岸できなかった際にも、映画のフィルムだけはクレーンで引き渡すなんてこともあったそう。それだけ島民にとっては大切な娯楽の1つだったのだ。また、昭和館は映画の上映だけではなく、演劇やコンサートなど多目的に使われていた。

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