新鮮なバランスを生み出す『Scye(サイ)』のホワイトデニムとチェックスカート
大人になればなるほど、仕立てのいい服に惹かれてしまう。ことさらボトムスに関してはその気持ちがいっそう強くなる。スタイルアップを狙いたいし、ベーシックな中にも新しさはほしい。
この願いを叶えてくれるのが、2000年にスタートしたブランドの『Scye(サイ)』。イギリスのテーラリングをベースに、独自に進化させたカッティングやオリジナルの生地、高度な技術を駆使しながら、カジュアルな中にも上品さを感じられるアイテムを生みしている。
特にこの春夏は、ミリタリーやワーク、スポーツの要素を取り入れた、着心地のいい上質な日常着を提案。中でも注目すべきは、工夫を凝らしたシルエットのボトムスだ。
まずご紹介するのは、米綿とオーストラリア綿をブレンドし、シャトル織り機で織り上げられた赤耳のセルビッヂデニム。5ポケットのオーセンティックな1本だが、このデニムの最大のポイントは、太めの渡りから裾に向かってテーパードしたクロップ丈。太すぎず、細すぎない、この絶妙なラインがこなれた印象を与えてくれるのだ。
カットオフした裾も、このデニムの魅力のひとつ。