大きなバーザールで新年を迎える準備を。〜食べ物編〜【イランとヒジャブとわたし vol.2】
3月を迎えたイランはお正月ムード。
イランは西暦ではなく、春分を新年とする太陽暦、通称「イラン暦」で1年が流れていきます。
今回はイランのお正月「ノウルーズ」を記事でお伝えできればと考えています。
日本と似ている!と感じたことや、
ペルシアならでは!と感じたことを、
イランのお正月準備市「バハーレ」の舞台からご紹介します。
イラン人は、ノウルーズが近づくと、
新年に向けた準備をはじめます。
日本人と同じで、新しい年を迎えるために、
洋服を新調したり、寝具を買い換えたり、
お正月料理に使う食材を買いそろえたり。
もちろん大掃除も。
そんなお正月を迎える準備を始める時期に出現するのが「バハーレ」という、お正月準備市です。
イメージが湧きやすいようにお正月準備市と称していますが、実際は大型の見本市のようなもの。
日本の4.4倍の国土を持つ広大なイランの様々な地域から、商人が名産品を持ち寄り、
さながら日本の市場のようなものが催されます。