同番手の安定した糸をかけるべきところを、取り敢えず入手した異番手を端から順次行うという苦肉の策は、豊かな表情を生み出しました。
ほんの短い期間しか存在しなかった、幻の1本を再び蘇らせたのが、『ナイジェル・ケーボン』のデニムです。
インディゴにインド藍を用いたのは黒みがかったブルーに染まるため。インディゴカラーのファブリックは、緯糸にはベージュの先染め糸を打つことで豊かな表情を宿し、カラー面にも積層的な広がりが生まれるのだそう。過去に存在したテクニックを複合的に積み重ねることで稀少な表情を持つファブリックに昇華させています。こだわりの詰まったデニムは、使い続けることで“育つ”楽しみでも見つけられるはず。
なびく風が心地よい季節には、気に入りのデニムと一緒に過ごそう。
オーバーオール ¥25,500
OMNIGOD
03-5457-3625(オムニゴッド代官山)
http://www.omnigod.jp/
デニムHAT ¥8,800
TIGRE BROCANTE
092-761-7666 https://tenkumaru.com/
5Pocket Jean ¥23,000
ナイジェル・ケーポン
03-5413-6957(OUTER LIMITS)