国が違えばデザイン様々。街を面白くする“ダサかわ”レトロ【いろどりのチェコ vol.10】
チェコにはチェーン店よりも個人商店が多く、今でも所謂 “街のブティック” が多数存在し、店を覗くと店主のレディと常連マダムがおしゃべりしている姿が見られる。

街に馴染んだグッドデザイン
小さな街のベーカリー。この文字の大きさ・バランス、決して読みやすくはないし、計算尽くなのか何も考えていないのか分からない絶妙さ。日本にあったら壁の色も含めて正直微妙だと思うのだけど、チェコの街並みにはしっくり馴染んでいるのだから面白い。

書店のサイン。これはダサかわではなく普通にグッドデザインの部類かも。個性的なフォントはお店のオリジナルだろう。風格ある建物に合った看板でお気に入りの店構え。
愛らしいハンドペインティング
民族衣装が有名な地域にあるレストラン。店名はもちろん花柄も手描き。この街には一般のお宅でもこういった花柄を施した建物が多い可愛らしいエリアだ。

レトロデザインなヘアサロン。壁の色と合わせたオレンジでシンプルに。一見どこにでもありそうで日本では見かけないデザインだと思う。

「かつての無個性」が「現代の個性」