3 stories_LES TOILES DU SOLEIL篇——第2回「その美しい色彩で無限に生み出されるテキスタイル」
photograph:Hiroshi Nakamura
綿100%を蝋引きしたキャンバス織りの独特の風合いに鮮やかな配色。43cmの幅のテキスタイルいっぱいに使った「木底トートバッグ」は定番であり、ブランドのアイコン。
古き良きフランスの香りを今もなお漂わせる『レ・トワール・デュ・ソレイユ』。連載第2回は、たくさんの人に愛され続ける「木底トートバッグ」の人気の理由を探ります。
テキスタイルには全て名前がつけられており、それらにはそれぞれに意味があるそう。フランスの地名や工場のある南仏はカタロニア地方にゆかりのある人の名前、花の名前や産物などからインスピレーションを得て作られ、デザイナーがスケッチにし、生地に落とし込んで表現されています。
南仏の風景や建築物、美しい花々などがインスピレーションソース
工程のほとんどは、本国フランスのカタロニアで行われている「レ・トワール・デュ・ソレイユ」ですが、日本のために作れるものも多くあるそう。例えば、「サクラ」や広島店のための「ヒロシマ」