【duft】ギャラリーのような空間と香りで感じるフラワーショップ
お客さんと会話しながらつくるアレンジメントやブーケ。
少しずつ花屋という仕事に惹かれはじめ、自然と花と生きることが心に決まりました。
外からの刺激を求めて選んだ拠点
花屋になろうと決めた後、若井さんはその拠点について考えます。
このまま北海道で花屋をする選択肢と、地元以外の場所で働くという選択肢。
働く場所を選ぶことができる時代だからこそ、悩む日々が続きました。
そのうちに、「店頭で花を売る」という販売の仕事だけでなく、ディスプレイを飾ったり撮影にも携わるようになり、仕事の幅広さや可能性を実感します。
「外から受ける仕事でしか得られないものもある。それならば東京で。」
そして、迷っているくらいなら上京してしまおうと、決意が固まります。
もっといろいろなスタイルの花屋を見てみたいという気持ちも膨らみ、挑戦することを選んだ若井さん。
この時、ちょうど25歳。新しい世界へと踏み出した瞬間でした。
ポリシーを持って向き合う
シチュエーションを大事にしたいので、アレンジの作り置きをしないのがポリシー。
花は、「どんな場所に飾るのか」によって見え方が変わってくるからだそうです。
贈る相手、生ける花瓶、好みなど、シチュエーションを一番に考えれば、たとえ花一輪でもその魅力は伝わります。