2011年8月26日 16:43
映画『キッズ・オールライト』が日本未公開バージョンでDVD化
今年4月に日本公開されたゴールデングローブ受賞作『キッズ・オールライト』が、劇場では公開が叶わなかった“オリジナルバージョン”で11月25日(金)にDVD発売されることが決定した。
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本作は、女性同士のカップルとその子どもたち、そして彼らの父親を主人公に、家族内に起こる様々ま出来事と人生の機微をコミカルに描いた人間ドラマ。ジュリアン・ムーア、アネット・ベニング、マーク・ラファロら米映画界を代表する演技派俳優たちが絶妙なアンサンブルを見せるほか、『アリス・イン・ワンダーランド』のミア・ワシコウスカ、『ダレン・シャン』のジョシュ・ハッチャーソンら注目の若手キャストの出演も話題を呼び、ゴールデングローブ賞では作品賞を受賞。さらにアカデミー賞、NY映画評論家協会賞など各国の映画賞でノミネート/受賞を果たした。
本作は今春に日本でも公開されたが、一部のシーンを映倫が問題視したことから交渉を重ねた後にやむをえずカットして公開した。しかし、本作は同性愛や新しいカタチの家族をモチーフに、いつの時代も変わらない人間の愛情や家族の関係を真摯に描いた作品で、問題となったシーンも煽情的な効果や話題作りを狙った場面ではなかった。