くらし情報『倒れても立ち上がれ! 映画『タイタンの逆襲』が描く“ヒーロー像”』

2012年4月17日 13:22

倒れても立ち上がれ! 映画『タイタンの逆襲』が描く“ヒーロー像”

しかし、巨神の復活によって彼は“優しい父”のままではいられなくなる。世界の危機を救うため、前作以上に凶悪な敵と戦うことになるのだ。「今回のバトルは、敵ごとに異なった戦いを見せたいと思ったよ。でも、あえて特別なトレーニングはしなかった。何せ、ペルセウスは前作から10年もの間、剣すら振っていないような状態だからね。しかし、そこから力を振り絞って戦いに身を投じる。その道のりが魅力的だと思ったんだ」。劇中でペルセウスは幾度となく絶対的なピンチに陥り、あまりに強い敵を前に膝をつきそうになる。
しかし、彼は戦い続ける。その姿はワーシントンの考える“ヒーロー像”に通ずるものがある。「俺にとってヒーローとは、何かに敗北しても、そこから再び立ち上がるヤツのことだ。そこにインスピレーションを感じるし、再び立ち上がる者こそがヒーローだと思うんだよ」。

ちなみに、ワイルドなルックスからは想像しがたいが、実際に会ったワーシントンは、映画冒頭のペルセウスのように穏やかで優しい男だ。「映画に関わっているせいか、タフに見られるけど、実際は買い物も好きだし、洗濯もするし、イヌのトイレも自分で拾ってるんだ(笑)」。神の力を持ちながら、人間の“弱さ”を持つがゆえに圧倒的な強さを持つペルセウス。

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