くらし情報『「アクション映画のように撮りたかった」監督が語る感動作『最強のふたり』』

2012年8月31日 16:10

「アクション映画のように撮りたかった」監督が語る感動作『最強のふたり』

「アクション映画のように撮りたかった」監督が語る感動作『最強のふたり』
フランスで大ヒットを記録した映画『最強のふたり』が9月1日(土)から公開される。車椅子生活をおくる大富豪と、彼を介護する黒人青年が深い友情を育んでいくまでを実話を基に描いた作品だが、成功の秘訣は“感動のドラマ”だけではないようだ。そこで、作品の成り立ちとこだわりを、オリヴィエ・ナカシュ監督に語ってもらった。

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20年近くコンビを組んで映画を撮り続けてきたナカシュ監督とエリック・トレダノ監督は、2003年に1本のドキュメンタリー作品に出会う。パラグライダーの事故によって頸椎を損傷し、四肢が動かなくなってしまったフィリップ・ポゾ・ディ・ボルゴの姿を追った作品で、観終わった後、ふたりは感銘を受けると同時に、ある疑問を抱く。「あの富豪の隣にいつもいる男は誰なんだ?」。フィリップが自動車に乗り込む時、移動する時、隣にはいつも同じ男がいたからだ。ナカシュ監督は「とにかく、どのシーンを見ても隣にその男がいるんだ。
そこで僕らは彼らの関係が知りたくなったし、『この関係を映画にしたい!』と思ったんだ」と振り返る。

そこでふたりはリサーチを開始し、脚本作り、キャスティングと平行しながら実際にフィリップ本人にも会いに行った。

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