くらし情報『注目の新鋭、廣原暁監督のPFFスカラシップ作品を初お披露目』

2012年9月28日 15:47

注目の新鋭、廣原暁監督のPFFスカラシップ作品を初お披露目

注目の新鋭、廣原暁監督のPFFスカラシップ作品を初お披露目
現在開催中の第34回PFFぴあフィルムフェスティバル。若手映画作家の登竜門として知られる同映画祭で27日、石井裕也監督の『川の底からこんにちは』、来月13日から公開される木村承子監督の『恋に至る病』に続くPFFスカラシップ作品の最新作『HOMESICK』が初お披露目された。

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上映前の舞台あいさつには、廣原暁監督、主演の郭智博をはじめ、奥田恵梨華、船曳健太、阿部翔平、子役の金田悠希、舩崎飛翼、本間翔と主要キャストが揃って登壇。廣原監督は「酷暑での撮影の中、みなさん頑張ってくれ、役をきちんと受けとめて演じ切ってくれた」とキャスト全員に花束を渡しながら各人に感謝の言葉を伝えた。

PFFスカラシップは、PFFアワード入賞者による企画コンペから選ばれた1本を、PFFが企画から劇場公開までトータルプロデュースする映画製作プロジェクト。本年は、このチャンスを廣原監督が手にし、『HOMESICK』を作り上げた。同作は、30歳で突然失業してしまった郭演じる健二が主人公。一家離散状態の上、かつて家族が集った家を明け渡すことになってしまい、行き場を失った彼が、近所の悪ガキ3人組との出会いなどを経て、この社会と世界の中で自らの立つ場所を見つけていく。

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