2012年10月30日 15:30
詐欺師を演じた村上ショージ、まさかの上野警察署一日署長に就任
第144回直木賞を受賞した道尾秀介のベストセラー小説を映画化した『カラスの親指』で阿部寛ととも詐欺師を演じた村上ショージが30日、上野警察署の一日署長に就任した。「まさかこんな大役がまわってくるとは。ドキドキしています」と緊張しきりの村上は、「詐欺師は絶妙な手口で、心の中に入ってくるもの。隙を与えないのが大切ですし、詐欺撲滅には皆さんの協力が必要です」と11月から始まる「詐欺防止月間」をアピールしていた。
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映画はプロの詐欺師・タケ(阿部)と新米詐欺師のテツ(ショージ)、そして彼らの元に転がり込んできた男女3人(石原さとみ、能年玲奈、小柳友)が、タケが背負う暗い過去にケリをつけるため一世一代の大勝負に挑む姿を描く。劇中には上野で撮影されたシーンもあり「詐欺師を演じたことで、人をだます側の気持ちも理解できた。実際にはだます側も命がけでドキドキしている。だからこそ、こちら側も命がけで大切なものを守らなければ」と熱弁。
それでも「石原さとみちゃんにハートを盗まれそうになった。あんなきれいな人はいない」とデレデレだった。
上野署に勤務する詐欺担当刑事から「ショージさんは人が良さそうなので、だまされそう」