22歳でアカデミー賞主演女優賞に輝き、ハリウッドナンバーワンの女優となったジェニファー・ローレンス。彼女の強みは、ツウの映画ファンからティーンエイジャーまで、ファン層の広さにある。自らが戦うヒロインを演じた、近未来が舞台のサバイバルアクション『ハンガー・ゲーム』シリーズを支えているのはそのティーン。続編の『ハンガー・ゲーム2』でも彼らが劇場に押しかけ、オープニング3日間で1億5800万ドルを稼ぎ出す大ヒットとなった。
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「今度のカットニスにはゲームの知識と経験がある。自分が影響力を持っていることもわかっている。それが彼女の武器になるの」
そして、優しさと強さもカットニスの武器。弱者のため、愛する人のために危険を冒すことも辞さないからこそ、絶大な人気と信頼を得ることになる。
「そういうカットニスは大好きだわ。私には強いキャラクターを選ぶ傾向があって、私自身、そうありたいと願っているからなのかもしれないわよね。昔、ジョディ・フォスターが私にこう言ったの。“何年もあとに自分のキャリアを振り返ってみると、パーソナルな部分がその仕事に反映していることがわかるはず”ってね。今はまだ経験が浅いけれど、いつかわかるんだと思う」