ジャーナリストの田原総一朗は本作をひと足早く観賞し「想像を絶する諜報戦のすさまじさに、鳥肌がたつ120分であった。ホフマンの完璧な演技に感動!」と語る。また、国際ジャーナリストの蟹瀬誠一は「私たちの知らないところで複雑かつ冷徹な諜報戦が今も行われている。その裏舞台をリアルに描いた上質のスパイ・サスペンスだ。ル・カレ作品特有のじわりと迫る緊迫感、そして意外な結末がたまらない」、国際政治ジャーナリストで作家の落合信彦は「さすが元MI6諜報員ジョン・ル・カレの原作! 諜報機関の裏の裏を暴く、超現実の世界がみごとに描かれている」と高い評価を寄せている。
さらに本作では緊迫するスパイ戦の背後にある人間ドラマも丁寧に描いており、キャスターの森本毅郎は「ホフマンよ、何故死んだ!と叫びたくなる迫真の演技。イスラムというだけでテロを疑う現代の悲劇に心が痛む」、国際政治学者の小谷賢は「冷戦後、スパイをめぐるゲームは複雑になったが、この映画はすっと理解できる。ジョン・ル・カレが描き出す、緊張に満ちたクライマックスと怒涛の幕切れは必見だ」とコメント。
本作は、過去や架空の世界ではなく“いまここ”で起こっている問題を題材にすることで、観客をグッとひきこむ作品になっているようだ。
『誰よりも狙われた男』
10月17日(金)TOHOシネマズ シャンテほか全国公開
シンバの父の“始まりの物語”描く『ライオン・キング:ムファサ』12月20日公開決定!特報&ポスター解禁