にキャラクターが飛び出した途端に、カラーのCG映像になる”というアイディアを、ジョン・ラセターに提案したのが始まり」と振り返る。
彼らは、モノクロのパートを“かつて本当に作られたミッキー映画”のように見せるため、徹底的にリサーチを重ねて、色や動き、効果音を完璧に再現した。「ミッキーの声を演じているウォルト・ディズニーの生の声、そしてピートを担当したビリー・ブレッチャーによるオリジナルの声も聞いてください。30年代、40年代のアーカイブから探し出した、オリジナルの音声です」。本作の完成度は極めて高く、ディズニーのスタッフたちも、この映像が“クラシック”だと信じ込んでしまったようだ。ちなみに、その時の模様をスタッフが語った映像がボーナスコンテンツに収録されている。ブルーレイとDVDには他にも様々なジャンルの短編が12作品も収録されており、マッキムは「創造性とオリジナリティが溢れる作品ばかりなので、ぜひディズニー映画の多様性を楽しんでください。まったく未知の世界に観る人を連れていってくれるだけでなく、がんばれば夢は叶うことを教えてくれます。
フィルムメーカーやアニメーターを目指す人は、特に観てくださいね!」