公開中の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の特別映像が公開になった。本作に登場する愛らしいドロイド“BB-8”の魅力に迫った思わず笑みがあふれるファン垂涎の内容だ。
特別映像
本作は、遠い昔、はるか彼方の銀河系を舞台にした壮大なサーガを描いた人気作で、主人公レイが偶然に出会う愛らしいドロイド(ロボット)が“BB-8”だ。『スター・ウォーズ』サーガにはこれまでも数々の個性的なドロイドが登場したが、本作を手がけたJ.J.エイブラムス監督は映像で「子供の頃、初めて観た『スター・ウォーズ』は全てがリアルだった。C-3PO もR2-D2も実在すると本気で思えたんだ。だからBB-8も同じように作りたかった」と振り返る。彼はシリーズのデザインを手がけた伝説的なデザイナー、ラルフ・マッカリーが「もし生きてたとしたら、どんなデザインをするだろう?」と考えて、円と半円だけで構成されたBB-8のデザインを構想。CGではなく、それは実際に作られ、撮影現場で俳優たちと同じように“演技”する。
“人間が理解できない言語によるコミュニケーション”が説得力をもって描かれることは、『スター・ウォーズ』サーガの特徴のひとつだが、本作のBB-8も電子音を鳴らし、頭をかしげたり、進むスピードが変化するだけでキャラクターの“感情”がしっかりと伝わってくる。