長澤まさみ、初舞台で地毛を赤く染め、パブリックイメージを裏切る挑発的な演技を披露
最初は役に愛着が持てなかったけれど、ひろみ結城は人生の壁を超えて成長するところが魅力的。観終わった後は感動的でスカッとするし、ほんのりと心にも残る」と語った。そんな長澤と相棒のリリー・フランキーを作・演出の本谷は「長澤さんは思っていた以上に自分を抑制させるブレーキのようなものを他の方より持ち合わせていなくて、演技も結構パワフルでガッツがある。暴走する感じが魅力的。リリーさんはご自身と全く違う人間を書いたのに、日に日にこんな風になってしまった(笑)。誰かになりきる力があるというか、もう(役どころの)真貴さんにしか見えない」と称した。ゲイのママ役が堂に入っているリリー・フランキーもこれが初舞台。「この格好でイキイキと演技しているというのは、俺も今まで結婚しなかったのはそっち系だったのかな?と、気がつき始めている。
カミングアウトと書いてくださっても結構です」と会場を笑わせた。
注目の舞台は、8月5日(金)から28日(日)まで同劇場にて。その後、9月3日(土)・4日(日)に石川・北國新聞赤羽ホール、9月6日(火)・7日(水)に福岡・ももちパレス 大ホール、9月9日(金)から11日(日)まで大阪・森ノ宮ピロティホール、9月13日(火)