「10月クールのフジテレビ系列の連ドラで長澤さんの主演が内定したそうです」(テレビ局関係者)公開中の映画『シン・ウルトラマン』など話題作への出演が続く長澤まさみ(34)。連ドラ主演は’18年の『コンフィデンスマンJP』(フジテレビ系)以来、4年半ぶりだが、長澤にとって新境地の作品となるようだ。「昨年10月に新設された月曜午後10時からの“月10”枠で、ミステリーものになるそうです。長澤さんは未成年にまつわる事件を追う記者を演じるといいます」(前出・テレビ局関係者)久しぶりとなる連ドラ復帰の陰には、苦境にあえぐフジテレビの打算もあるようだ。「昨年11月に早期退職者を募集するなど、フジテレビはかつてない業績不振にあえいでいます。そこで、起死回生の救世主として、ここ数年、出演作が軒並み大ヒットを記録し、“日本でいちばん数字が取れる女優”と名高い長澤さんにオファーをしたそうです。3度映画化もした『コンフィデンスマンJP』の実績もありますからね」(ドラマ制作関係者)近年は映画への出演が続き、連ドラ出演を控えていた長澤が出演を決めた大きな理由があった。そこには“憧れの女優”の存在が。「『大豆田とわ子と三人の元夫』(’21年、カンテレ・フジテレビ系)と『カルテット』(’17年、TBS系)で松たか子さん(44)とタッグを組んだプロデューサーが新ドラマを担当するそうです。長澤さんは、若手時代に出演した’05年放送のスペシャルドラマで共演して以来、憧れの女優として松さんの名前を挙げ続けています。そんな松さんが信頼するプロデューサーということも、出演する決め手の一つになったと思います」(前出・制作関係者)長澤は共演以来、松の背中を17年間追い続けてきた。「舞台での松さんの演技に衝撃を受け、長澤さんも精力的に舞台へ出演するようになったそうです。松さんも映画『マスカレード・ホテル』(’19年)で久しぶりに長澤さんと共演した際、その成長ぶりをとても喜んでいたといいます。すでに長澤さんは、今回の連ドラで『松さんに成長した姿を見せたい!』ととても張り切っていると聞いています」(制作関係者)松への憧れを胸に、長澤は新ドラマで“女王の貫禄”を見せることだろう。
2022年05月17日女優の長澤まさみと俳優の皆川猿時、タレントのパックンことパトリック・ハーランが出演する、クボタの新CM「クボタが描く未来 スマートアグリソリューション」編が、14日より放送される。新CMでは、長澤が八百屋の店員、皆川が八百屋の客、パックンがテレビリポーターとして登場。パックンが「フードロス問題、ご存知ですか?」と皆川に問いかけると「わが家は残しません!」と回答。すると長澤がその後のパックンの行動を予想し、その読み通り解説を始めたパックンに長澤が「大丈夫、それクボタがやる!」と叫ぶ。
2022年05月13日女優の長澤まさみと見上愛が出演する、JRA・第89回日本ダービー(Gl)の新CMが6日からWEB公開、8日から放送される。新CMでは、長澤と見上が日本ダービーの優勝馬のゼッケンを掲げながら登場し、過去のレースで描かれてきた期待や誇り、人の思いを語る。東京競馬場での撮影では、前日にみぞれが降った影響で冷え込んだ芝生の上からスタート。長澤は寒さを感じさせない凛としたたたずまいで撮影に臨み、見上は元気あふれる笑顔を見せていた。■長澤まさみ&見上愛インタビュー――撮影を終えていかがでしたか? 苦労した点を教えてください。長澤:朝が早くて、前日に雪が降ってた影響なのか……口が回らなかったというのが、今日の思い出になりました(笑)。見上:私は、そんなに朝は早くなかったんですけど、思ったより風が冷たくて……目にも風が入ったりで……春だと思ってたんですが(笑)。――日本ダービーは“最も運のある馬が勝つ”と言われていますが、お二人が今まで「一番運がよかった!」と思うことは何ですか?長澤:そうですね……“まだ分からないところ”かな、と思います! 「この先何が起きるか分からないっていう楽しみがある!」と思える人生という事が一番、運がイイのではないかなと思っています。見上:今、元気にこうして立っていられることが、とても運がイイことだなと思ってます!――日本ダービーは、競馬に関わるすべての人(ホースマン)が目標とする、競馬界で最高の舞台ですが、お二人にとって、将来こんな事をやっていたい! こんな人になっていたい! ……という将来の目標はありますか? またそれは何ですか?長澤:どんな事も受け入れられる、大きい人になりたいですね。それはいつも目標として掲げている事でもあるので、そういう自分になれてたらいいなと思います。見上:あったかい人でありたいなと思いますし、人にも自分にも優しくできていたらいいなと思います。
2022年05月06日ウルトラマン55周年記念作品『シン・ウルトラマン』の完成報告会が5月2日(月)、都内にて行われ、出演する斎藤工、長澤まさみ、西島秀俊、樋口真嗣監督が出席した。共演の印象を聞かれたキャスト勢のやり取りでは、長澤さん&西島さんの2人から「本当のウルトラマンみたいだった!」と称された斎藤さんだった。印象について、斎藤さんは「お二方の数々の名作・傑作は片手では数えきれないほどあるので、いち映画ファンとして、このプロジェクトで(一緒になり)、こんなにも頼もしいお二方と!撮影に入る前からも撮影中も、ありがとうございます、という思いしかないです」と強力なふたりだったと明かす。一方、長澤さんが「斎藤さんは穏やかな方で、大人っぽくて色っぽくて…本当にウルトラマンのような存在の方で。一緒にいるだけで集中できる、頼もしい方です」と言えば、西島さんも「斎藤さんは今こうしている姿と現場の控室の姿、普段もまったく変わらないんです。自分の独自視点を持っていて、長澤さんの言った通りウルトラマンそのものという感じ!」とその安定感を絶賛。樋口監督もキャスティングについて「夢です。夢が現実になったくらい、お願いした人たちがみんな“やりましょう”とやっていただけた」とキャスティング秘話を明かしていた。次々と巨大不明生物“禍威獣”があらわれ、その存在が日常となった日本。通常兵器は役に立たず、限界を迎える日本政府は禍威獣対策のスペシャリストを集結し、班長・田村君男(西島さん)、作戦立案担当官・神永新二(斎藤さん)、分析官・浅見弘子(長澤さん)などがメンバーの「禍威獣特設対策室」を設立。そんな中、大気圏外から突如、銀色の巨人が現れる。この日はようやく完成した試写を観た直後に、全員が完成報告会に登壇した。興奮冷めやらぬといった雰囲気のキャスト陣だったが、出演が決まり台本を読んだときのことをふり返り、斎藤さんは「台本の1ページ目に社外秘というか、この作品をいろいろな側面から守って公開のタイミングで多くの方に驚きを与えたいという好奇心も、夢もつまっている魔法の辞典のような気がしました」と思い起こす。長澤さんは試写を観た感想を「1回観ただけでは処理しきれず今も高揚感というか、沸々と燃え上がる感情が残っていて。早く映画が公開してもう1回観に行かなきゃ、という気分になっています」と言う。西島さんも「圧倒されました。間違いなく人生の記憶に深く刻まれるすごい作品になっていると思います。観られるなら、すぐにもう1回観たいです」とロマンを語った。『シン・ウルトラマン』は5月13日(金)より全国にて公開。(cinamacafe.net)■関連作品:シン・ウルトラマン 2022年5月13日より全国東宝系にて公開Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会©️円谷プロ
2022年05月02日俳優の長澤まさみと永瀬正敏が、映画『百花』(9月9日公開)に出演することが19日、明らかになった。同作は川村元気による小説『百花』の実写化作で、川村自身が監督・脚本を手掛ける。レコード会社に勤務する葛西泉(菅田将暉)とピアノ教室を営む泉の母・百合子(原田美枝子)は、過去のある「事件」をきっかけに、わだかまりを感じながら時を過ごしていた。そんな中、不可解な言動をするようになる百合子が認知症だと診断される。その日から、泉は記憶を失っていく母と向き合うことになる。今回、泉(菅田)と同じレコード会社で働き初めての出産を控える泉の妻・葛西香織を長澤まさみ、百合子(原田)の「秘密」を知り、「事件」と深い関わりを持つ男・浅葉洋平を永瀬正敏が演じることが決定した。同作にはほか、北村有起哉、岡山天音、河合優実、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴が出演する。特報映像は「こんなにきれいなのに、いつか忘れちゃうのかしら」とつぶやく百合子の姿から始まり、ピアノで「プレリュード」が奏でられる中、美しく儚い花火が泉と百合子の背中越しに映し出される。親子の現在と過去の記憶が交じり合う映像の最後には「母が記憶を失うたびに、僕は愛を取り戻していく」と泉の切ない気持ちが零れる。○長澤まさみ コメント川村監督は芯の根というものがすごくピュアな人だな、と思っています。今まで色々な作品をご一緒させていただいてきた中でも、心が温かくて、よく俳優のことをみてくだっている方だと感じていますし、プロデューサーという立場で培ってきた川村監督の冷静さに、凄く信頼しています。今回は、監督が撮りたいものが撮れればいいね、という話を菅田さんともするくらい、温かい気持ちにさせてくれる監督でした。共演させていただいた菅田さんは、軟体動物みたいに何にでもなれちゃう凄い人だな、と改めて思いました。人の、隙間に入り込んでくる感じや、その観察力、かといって威圧感を与える人ではないですし。この人なら信頼が置けると思いました。本作は、記憶なのか、現実なのか、幻想なのかわからない描写が沢山あるので、そういうところが、どんな映像になってくるのかが楽しみです。きっと映画館で観るべき映画になるんだろうなと思っています。○永瀬正敏 コメント撮影を通して、川村監督は、自分の撮っている画の中にいらっしゃる人達や物達に、凄く愛情をもっていらっしゃるのを感じましたし、その分、画の作りには厳しい”ぶれない監督“でした。1シーン1カットで作っていくというのは、かなりの勇気がある決断だと思うので、現場では、監督やスタッフの皆さん・共演者の皆さんと、一緒にその決断をしっかり受け止めつつ、楽しみたいなと思いながら撮影していました。また、共演させていただきました、原田美枝子さんは、デビューする前から、尊敬する俳優さんで、今まではここまで深くがっつり心を通わせる役で、ご一緒したことがなかったので、とっても嬉しかったです。この作品は、原作も監督が書かれていて、「今の時代にどうしてもこの作品をとりたい」という思いが、深く深く染みこんでいる作品だと思います。様々な世代の、色んな立場の人が、本作のキャラクターを追って、楽しんで観ていただける作品になっていると思います。○川村元気監督 コメント何本もの映画をともに作ってきて最も信頼している俳優のひとりの長澤まさみさん、そして子供の頃からスクリーンで見てきた憧れの俳優である永瀬正敏さんに、わたくしの初監督作品に是非お力をお借りしたいと、出演をお願いしました。長澤まさみさん演じる香織は、泉と百合子の間で、その複雑な母子関係を見つめる役です。目の前で記憶を失っていく義母、失われていく義母にどう接したらいいかわからない夫、そしてみずからはお腹のなかの子どもがまもなく生まれようとしている。この奇妙な親子が気付けていないこと、失われていくものと新たに生まれくるものを、香織を通して描けたらと思いました。香織は、このシリアスな親子の前でもユーモアと愛情をもって生きている人物です。決して近寄りすぎませんが、とはいえしっかり寄り添っている。その人間的な距離感が、長澤まさみの持っている魅力だと思いました。その人間性、そして愛情のようなものを香織という役に与えてもらえたらと思ったのです。永瀬正敏さん演じる浅葉は、母子のとある事件に絡み、百合子の秘密を知る、とても重要な役です。子供の頃、通い詰めていた横浜黄金町の映画館で観た永瀬さんの『私立探偵 濱マイク』シリーズに夢中になりました。情熱的でありつつも、どこかに消えてしまいそうな危うさを、いまだに永瀬さんのお芝居を見ていると感じます。小説『百花』を書いている時から、どこか頭の片隅に永瀬さんの姿がありました。わたくしにとって日本映画の原体験でもある永瀬正敏さんに、お力をお借りできたらと思いました。果たしてお二人とも、素晴らしい演技で、複雑な母子の輪郭を見事に浮かび上がらせてくれました。お二人のおかげで映画が何倍も力強くなったと確信しています。(C)2022「百花」製作委員会
2022年04月19日菅田将暉と原田美枝子が親子を演じる、愛と記憶の物語『百花』。この度、本作に長澤まさみと永瀬正敏が出演していることが明らかになり、特報映像も公開された。長澤さんが演じるのは、泉(菅田さん)と同じレコード会社で働き、初めての出産を控える泉の妻・香織。「菅田さんは、軟体動物みたいに何にでもなれちゃう凄い人だな、と改めて思いました。人の、隙間に入り込んでくる感じや、その観察力、かといって威圧感を与える人ではないですし。この人なら信頼が置けると思いました」と夫役の菅田さんの印象を明かし、「本作は、記憶なのか、現実なのか、幻想なのかわからない描写が沢山あるので、そういうところが、どんな映像になってくるのかが楽しみです。きっと映画館で観るべき映画になるんだろうなと思っています」とコメント。永瀬さんが演じるのは、百合子(原田さん)の秘密を知り、事件と深い関わりを持つ浅葉洋平。「原田美枝子さんは、デビューする前から、尊敬する俳優さんで、今まではここまで深くがっつり心を通わせる役で、ご一緒したことがなかったので、とっても嬉しかったです」と共演を喜び、「この作品は、原作も監督が書かれていて、『今の時代にどうしてもこの作品をとりたい』という思いが、深く深く染みこんでいる作品だと思います。様々な世代の、色んな立場の人が、本作のキャラクターを追って、楽しんで観ていただける作品になっていると思います」と本作について説明した。さらに合わせて、ピアノで繊細な「プレリュード」と圧倒的映像美が織りなす特報映像も公開。親子の現在と過去の記憶が交じり合う中に、ポン・ジュノ監督や山田洋次監督が本作へ思いを寄せたコメントも挿入。ラストは、「母が記憶を失うたびに、僕は愛を取り戻していく」という泉の切ない気持ちが溢れ、感涙を予感させる仕上がりとなっている。ほかにも本作には、北村有起哉、岡山天音、河合優実、長塚圭史、板谷由夏、神野三鈴が出演していることも明らかになった。『百花』は9月9日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:百花 2022年9月9日より全国にて公開©2022「百花」製作委員会
2022年04月19日「ショートヘアの女優さんが多いなあという印象ですが、ロングスタイルの方でも、髪に動きをつけて軽やかなスタイルを意識されているようです」そう語るのは、ファッション雑誌などで活躍するベテランヘアメークさん。女優たちの春のヘアスタイルは、毛量、輪郭は人それぞれ違えど、キレイに見せるセオリーは同じだという。そんな、“春ヘアのセオリー”をチェック!■「透け前髪」小顔効果と軽やかさを両立ここ数年トレンドの“透け前髪”は人気が高く、ショートでもロングでも似合う万能スタイル。「前髪の隙間を作ることで抜け感が生まれてオシャレです」(ベテランヘアメークさん・以下同)【綾瀬はるか(37)】4月2日・ドラマ『元彼の遺言状』記者会見「前髪のかわいらしさには定評のある綾瀬さん。トレンドを取り入れた前髪がナチュラルで、決めすぎていない感じが素敵です」【清原果耶(20)】2月15日・「第76回毎日映画コンクール」表彰式「どんな子にも似合う透け感バング。サイドの動きは、細かく巻かずゆったりさせることで若々しさを演出しています」【柴咲コウ(40)】3月9日・「マムート160周年記念プロジェクト」発表会「トップはボリュームがありますが、レイヤーを入れたサイドと透け前髪で軽やかさが出ています」【倉科カナ(34)】2月25日・「第29回読売演劇大賞」贈賞式「前髪と、残した襟足で縦ラインを強調したショートヘアです。顔の横幅をカバーしたい丸顔さんに◎」■「ひし形作り」サイドのアクセントでバランスよく前髪を作ったり、トップやサイドにボリュームをつけたりして「ひし形のシルエットを作るとバランスがいい」そう。【貫地谷しほり(36)】2月25日・連続ドラマW『正体』完成報告会見「あごより短めのボブは、やや重めの前髪とサイドヘアで顔の面積を減らすことで小顔見せ効果も。面長や丸顔の人におすすめ」【深田恭子(39)】4月4日・「キリン 午後の紅茶 ミルクティー 微糖」誕生記念セレモニー「顔回りの髪に動きをつけて柔らかい印象に仕上げています。コテを使ってサイドのボリュームを出すだけで人気スタイルに!」【安田美沙子(39)】3月8日・新「発酵レモンサワー」お披露目会「襟足の長さがあってサイドが高いので、丸みがあってもバランスがいい。重めの前髪を作ると若返り効果も期待できます」■「ショートヘア」マネしやすいのは充希ショート!【高畑充希(30)】2月21日・新しい「本麒麟」新CM発表会「一見ボーイッシュですが、実はミセス世代がマネしやすいショートです。トップにボリュームがあるので若見え効果も!」■「おデコ出し」アッパレな小顔女優たち【 杏(35)】3月10日・「アクアレーベル」新TVCM発表会「あごまでの長さのワンレングスを両耳にかけてすっきり見せています。アクセサリーも一切なしで、貫禄の大人スタイルですね」【 今田美桜(25)】4月5日・「キリンウイスキー 陸」新発売記念発表会「おでこの生え際まで見せたオールバックは、超小顔だからできる髪形。トップにボリュームを出して縦ラインを作るのがコツ」【 長澤まさみ(34)】2月25日・「第29回読売演劇大賞」贈賞式「難易度の高いボブスタイルです。センター分けの前髪とまっすぐに落ちるサイドは顔の面積や長さが強調されるので要注意!」【 Koki,(19)】3月6日・映画『牛首村』大ヒット記念舞台挨拶「’90年代のトレンディードラマ女優を彷彿とさせるスーパーロング。長い髪ほどトップにボリュームがないと老けて見えます」どんなヘアスタイルでも応用がきくキレイのセオリーを知って、女優ヘアに一歩近づこう!
2022年04月16日女優の長澤まさみ、見上愛が出演する、JRA日本中央競馬会「UMAJO」の新CM「♪UMAJOのうた」編が11日より放送される。新CMでは、2022年のJRA年間プロモーションキャラクターを務める長澤と見上が登場。二人が「UMAJO」になって、ウマと触れ合ったり、ファッションやスイーツを楽しんだりと競馬場での楽しみ方を、歌や踊りで表現している。○■長澤まさみ、見上愛インタビュー――撮影を終えていかがでしたか?長澤:あっという間に終わってしまって、すごく楽しい撮影でした。歌ったり、ちょっと踊ったりして、かわいいCMになったんじゃないかなと思います。見上:ちょっと踊りは難しくて、何度かやり直しさせていただいたんですけど、そこもかわいいんじゃないかなと思います。――今回「UMAJOになりました」という事ですが、最近始めた「私〇〇始めました!」という最近始めたことを教えてください。見上:2個も一気に始めちゃってるんです! 「ピラティス」と「料理」を始めました。長澤:お〜〜〜! どうですか?見上:素晴らしい人間になっていってる気がします(笑)。(長澤さんは)始めたい事ありますか?長澤:私は「編み物」を始めたいです。お裁縫は子供のころ、すごく好きだったので、ちょっと手仕事みたいなものをやりたいなって思ってます。見上:何作りたいですか?長澤:かぎ網で「コースター」とか作りたいです。まずは簡単なものから。見上:楽しみにしてます!――「UMAJO」になってやってみたいことはありますか?長澤:私は「UMAJOスポット」に行って、カフェで友達とお茶をしたりしたいです。見上:私は、外でピクニック気分で、天気のイイ日に友達と、お馬さんが走っているのを見られたらイイなと思います。――CM内で流れる「オリジナルソング」を聞いたときの第一印象を教えてください。見上:カントリー調で、すごい明るい気持ちになる曲だなと思いました。長澤:難!って思いました(笑)。これは歌えるんだろうか? っていう心配がありました。見上:お気に入りの歌詞は……「モリモリ筋肉にぐっときて」っていう所がすごく好きです!長澤:そこはちょっとビックリしたよね(笑)! 私は……やっぱりサビの部分の「私たちUMAJOになりました」ですね。これはすごく耳に残るフレーズなので、イイなと思いました。長澤:ポーズは苦戦したね(笑)。見上:苦戦しました(笑)。長澤:私たちが苦戦したポーズを是非見てください!――「オリジナルソング」を歌ってみていかがでしたか?長澤:歌ってみたら歌ってみたで、すごくリズミカルなので覚えちゃうとずっと口ずさんじゃう曲だなと思いました。見上:私は、最初の印象よりも歌ってみて、「難っ!」と思いました(笑)。――自分の歌を採点するとしたら何点ですか?長澤・見上:難しい〜〜(笑)。長澤:頑張ったから……「100点」にしとこう!見上:そうですね!
2022年04月11日映画『ロストケア』が2023年に公開される。主演は松山ケンイチ、共演は長澤まさみ、監督は前田哲。ヒューマンサスペンス小説を映画化映画『ロストケア』の原作となるのは、第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞した、葉真中顕のデビュー小説『ロスト・ケア』。連続殺人犯と検事が対峙し、なぜ彼が殺人を犯したのかに迫るヒューマンサスペンスだ。連続殺人犯役・松山ケンイチ×検事役・長澤まさみ■主人公・斯波宗典…松山ケンイチ訪問介護センターに勤める心優しい介護士。主人公は、大河ドラマ「平清盛」の主演をはじめ、映画、ドラマと数々の話題作に出演している演技派俳優・松山ケンイチが務める。松山ケンイチは主演作の公開にあたり、「この映画は、これから生きていくうえで大事にしなければならないものや、若い人たちに伝えるべきことが沢山詰まっている作品だと思います。他人事ではなく、自分の事として考え悩みながら演じました。自分が出せる答えを見つけ、監督、スタッフさん、長澤さんと一緒に納得がいく作品が作り上げられたのではないかと思っております。」と語っている。■ヒロイン・大友秀美…長澤まさみ斯波が勤務する訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止め、斯波と対峙する検事。映画『MOTHER マザー』で日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、たしかな実力を持つ俳優・長澤まさみが担当する。長澤まさみは、映画の公開に向けて「私が演じた『検事』は最初から最後まで正しいとはなにかを、悩み、心が揺れ動く役でした。私自身の迷いや心の揺れと、秀美の感情が良い方向にリンクし、良い演技ができました。この映画の『伝えたいこと』を、多くの皆さんに受け取って頂きたいと思います。」とコメントを寄せた。なお、松山ケンイチと長澤まさみが共演するは、映画『ロストケア』が初となる。監督は『そして、バトンは渡された』の前田哲監督・脚本は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』など、話題作を手掛けてきた前田哲が担当。独自の視点で社会派題材を入れ込みながら、登場人物たちを魅力的に見せる特異な演出力に定評がある前田哲が、本格派ヒューマンサスペンスに挑む。また、ドラマ「砂の器」や映画『ストロベリーナイト』『四月は君の噓』を手掛けてきた龍居由佳里も前田と共に脚本を務めた。なお、映画『ロストケア』は、前田哲、松山ケンイチ、プロデューサーの有重陽一が長年温めてきた思い入れのある作品でもあり、幾度も話し合いを重ねて脚本を完成させたという。<映画『ロストケア』あらすじ>早朝の民家で老人と介護士の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは死んだ介護士と同じ訪問介護センターに勤める斯波宗典(松山ケンイチ)。彼は献身的な介護士として介護家族に慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美(長澤まさみ)は斯波が務める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。この介護センターでいったい何が起きているのか?大友は真実を明らかにするべく斯波と対峙する。「私は救いました。」斯波は自分がしたことは「殺人」ではなく「救い」だと主張する。斯波の言う「救い」とは一体何なのか。なぜ、心優しい青年が未曽有の連続殺人事件を起こしたのか。斯波の揺るぎない信念に向き合い、真相に迫る時、大友の心も激しく揺さぶられる。真の正義とは、本当の幸せとは、を深く考えさせられる慟哭のヒューマンサスペンスが今、幕を開ける!【詳細】映画『ロストケア』公開時期:2023年全国ロードショー出演:松山ケンイチ、長澤まさみ原作:『ロスト・ケア』葉真中顕 著/光文社文庫 刊監督:前田哲脚本:龍居由佳里、前田哲制作プロダクション:ドラゴンフライエンタテインメント配給:日活 東京テアトル
2022年04月01日現在公開中のアニメーション映画『SING/シング:ネクストステージ』より、稲葉浩志演じるクレイ・キャロウェイと、長澤まさみ演じるアッシュのデュエットシーンの本編抜粋映像が到着した。前作から引き続き長澤さんが演じているのは、ヤマアラシのアッシュ。すっかり地元の人気ロックスターとなって登場している。そして、稲葉さんが演じているのは、表舞台から姿を消した伝説的なロックスター、ライオンのクレイ・キャロウェイ。物語の中で最も重要な新キャラクターだ。この日本語吹き替えバージョンは、日本盤サントラにも入っていないため、聞けるのも観られるのも現在は劇場だけ。地元を飛び出したバスター(内村光良)らが、クレイを説得してエンターテインメントの聖地での一世一代のショーを成功させようとするというストーリーの中で、このシーンはクレイが仲間たちに背中を押され、ついにステージに立つというクライマックス直前の重要な一場面となっている。2人が歌うのは、「U2」初期代表曲のひとつ「I Still Haven't Found What I'm Looking For」(邦題:終わりなき旅)。本作オリジナル版の劇中では、「U2」のボノ(クレイ・キャロウェイ)とスカーレット・ヨハンソン(アッシュ)が歌っている。吹き替え版で歌われる「歩いてゆこう。ひとつになれたら、なれたら世界は変わる。心の奥に隠している傷あと見せて、風に希望はためいて。終わらない旅をいざゆこう。終わらない旅をいざゆこう~」という歌詞は、オリジナル詞を尊重し、本作のテーマである<一歩踏み出す勇気、さらなる挑戦>を表現(日本語歌詞監修:いしわたり淳治)。自らの殻を破り歌うクレイはもちろん、地元での成功に甘んじることなく、上を目指したバスターと仲間たちをも体現。さらに、この成功の先の未来にも“さらなる挑戦”があることを伺わせる、前向きな気持ちになれるワンシーンとなった。同シーンについて稲葉さんは「発売された当時、よく聞いていた曲。まさか自分が日本語の歌詞で歌うことになるとは想像していなかった」とふり返り、「15年ぶりに人前で歌うという葛藤を超えてステージに立つクレイを、自分がアフレコの歌唱を終えた後に見て感慨深かった」とコメント。長澤さんは「稲葉さんがやってくれるんだ!と驚きがありました。(キャスティングを)聞いた時の印象はぴったりすぎて楽しみでしかなかったです。稲葉さんの声を聴きながら歌った時は、しびれました。クレイを稲葉さんが演じて下さってよかったなと思いました」と語っている。(※歌はそれぞれ別録り)3月18日(金)に公開された本作は、初登場から2週連続で興行ランキング1位を獲得し、引き続き好調で累計興収約16億7千万円、動員約133万人(3月30日現在)を突破。また、日本語吹き替え版には、内村光良、MISIA、長澤さん、坂本真綾、田中真弓らの続投ほか、ジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンドが新たに参加。早くも字幕版・吹替版のW鑑賞をした観客も続出している。『SING/シング:ネクストステージ』は全国にて公開中。(cinemacafe.net)■関連作品:SING/シングネクストステージ 2022年3月18日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年04月01日3月18日に公開を迎えた『SING/シング:ネクストステージ』。このたび、稲葉浩志演じるクレイ・キャロウェイと長澤まさみ演じるアッシュの本編デュエットシーンの一部が公開された。『SING/シング:ネクストステージ』は、初登場から2週連続で興行ランキング1位を獲得、累計興収約16億7千万円、動員約133万人(3月30日現在)を突破し、大ヒット上映中。SNS上では「これから世界を魅了する若き者たちへの応援歌!!前作に引き続き傑作!!」「本当に映像と音が凄くて、ライブやミュージカルを見に行った気分になれた」「最高のアーティスト揃いのこの映画は最高なエンターテインメント作品」「吹替キャストは皆さんめちゃくちゃ良い歌声でした…ちょっと席から立てなかった…」と、感動の声が殺到している。クオリティの高さも大きな話題を呼んでいる日本語吹替え版には、1作目から内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)、大地真央、坂本真綾、田中真弓など豪華な面々が続投しているほか、新キャラクターのゾウのアルフォンゾ役にジェシー(SixTONES)とオオカミのポーシャ役にアイナ・ジ・エンド(BiSH)など、フレッシュで表現力豊かな面々が参加している。そして情報発表時にひと際話題を呼んだ稲葉浩志が、主人公バスター(内村光良)らシングファミリーの運命を握る伝説のロックスター、クレイ・キャロウェイ役を演じ、吹替え版に大きな花を添えている。このたび公開されたのは、稲葉浩志演じるクレイ・キャロウェイと長澤まさみ演じるアッシュの本編デュエットシーンの一部。この日本語吹替えバージョンは、日本盤サントラにも入っていないため、聞けるのも観られるのも現在は劇場だけだ。地元を飛び出したバスター(内村光良)らが、15年以上音楽から遠ざかっていたクレイを説得してエンターテインメントの聖地での一世一代のショーを成功させようとするというストーリーの中で、このシーンはクレイがバスターやアッシュ、仲間たちに背中を押され、ついにステージに立つというクライマックス直前の重要な一場面。そしてふたりが歌うのは、ロックバンドとしてグラミー賞最多受賞を誇るU2の「I Still Haven’t Found What I’m Looking For」(邦題:「終わりなき旅」)。1987年のアルバム『ヨシュア・トゥリー』からシングルカットされ、Billboard Hot 100の1位にもなったU2初期代表曲のひとつで、『SING/シング:ネクストステージ』オリジナル版の劇中では、U2のボノ(クレイ・キャロウェイ)とスカーレット・ヨハンソン(アッシュ)が歌っている。本曲は約35年前にボノらによって書かれた名曲(※歌詞はボノ / 音楽はU2メンバー)。日本語吹替え版で稲葉と長澤が歌う「歩いてゆこう。ひとつになれたら、なれたら世界は変わる。心の奥に隠している傷あと見せて、風に希望はためいて。終わらない旅をいざゆこう。終わらない旅をいざゆこう~」という歌詞(日本語歌詞監修:いしわたり淳治)は、オリジナルの歌詞を尊重し本作のテーマ「一歩踏み出す勇気、さらなる挑戦」を表現している。自らの殻を破り15年ぶりに歌うクレイはもちろん、地元での成功に甘んじることなく上を目指したバスターと仲間たちをも体現している。そしてこの成功の先の未来にも“さらなる挑戦”があることを伺わせる、とても前向きな気持ちになれるワンシーンだ。稲葉はこのシーンについて「発売された当時、よく聞いていた曲。まさか自分が日本語の歌詞で歌うことになるとは想像していなかった。15年ぶりに人前で歌うという葛藤を超えてステージに立つクレイを、自分がアフレコの歌唱を終えた後に見て感慨深かった」とコメント。そして長澤は稲葉がキャスティングされたこと、デュエットすることについて「稲葉さんがやってくれるんだ!と驚きがありました。(キャスティングを)聞いた時の印象はぴったりすぎて楽しみでしかなかったです。稲葉さんの声を聴きながら歌った時は、しびれました。クレイを稲葉さんが演じて下さってよかったなと思いました」と語っている。(※注:歌はそれぞれ別録り)『SING/シング:ネクストステージ』公開中
2022年04月01日企画・脚本:庵野秀明×樋口真嗣監督がタッグを組んだウルトラマン55周年記念作品『シン・ウルトラマン』の場面写真が到着し、長澤まさみや西島秀俊ら登場人物の名前&専門分野も明らかになった。斎藤工が、主人公の“ウルトラマンになる男・神永新二”。その相棒役に長澤まさみ。西島秀俊が重要な役どころを演じ、彼らと同じく様々な脅威に立ち向かう組織のメンバーとして、有岡大貴(Hey! Say! JUMP)、早見あかり、田中哲司。そのほか、物語の鍵を握る役どころで山本耕史、岩松了、嶋田久作、益岡徹、長塚圭史、山崎一、和田聰宏が出演している本作。今回到着したのは、ベーターカプセルを掲げる神永や、緊迫した状況を感じさせるカット、特報映像に登場したウルトラマン、巨大不明生物・ガボラやネロンガなどが写し出された最新場面写真。さらに、巨大不明生物による災害対策を主として設立された防災庁の専従組織の名前が、通称【禍特対(カトクタイ)】であることも判明。そのメンバーとして、作戦立案担当官を神永が務めるほか、長澤さんが分析官・浅見弘子、有岡さんが非粒子物理学者・滝明久、早見さんが汎用生物学者・船縁由美、そして西島さんが班長・田村君男を演じ、所属していることが明らかになった。『シン・ウルトラマン』は5月13日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:シン・ウルトラマン 2022年5月13日より全国東宝系にて公開Ⓒ2021「シン・ウルトラマン」製作委員会©️円谷プロ
2022年03月30日主演・松山ケンイチ、ヒロイン・長澤まさみが初共演する映画『ロストケア』の公開が決定。連続殺人犯と検事が対峙し、なぜ彼が殺人を犯したのかに迫る、真の正義とは、本当の幸せとは、を深く考えさせられる慟哭のヒューマンサスペンスとなっている。早朝の民家で老人と介護士の死体が発見された。捜査線上に浮かんだのは、死んだ介護士と同じ訪問介護センターに勤める斯波宗典。彼は、献身的な介護士として介護家族に慕われる心優しい青年だった。検事の大友秀美は、斯波が務める訪問介護センターで老人の死亡率が異常に高いことを突き止める。この介護センターでいったい何が起きているのか?大友は真実を明らかにするべく、斯波と対峙。「私は救いました」。斯波は、自分がしたことは「殺人」ではなく「救い」だと主張する――。本作は、葉真中顕の同名デビュー小説の映像化。第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、審査員・綾辻行人に「掛け値なしの傑作である。」と言わしめた。松山ケンイチが演じるのは、主人公の心優しい介護士・斯波宗典。長澤まさみが、彼と対峙する検事・大友秀美を演じ、初共演を果たす。撮影を終え、松山さんは「これから生きていくうえで大事にしなければならないものや、若い人たちに伝えるべきことが沢山詰まっている作品」と本作について語り、自分のこととして考え悩みながら演じたとふり返り「自分が出せる答えを見つけ、監督、スタッフさん、長澤さんと一緒に納得がいく作品が作り上げられたのではないかと思っております」と自信を見せている。長澤さんも「私が演じた『検事』は最初から最後まで正しいとはなにかを、悩み、心が揺れ動く役でした。私自身の迷いや心の揺れと、秀美の感情が良い方向にリンクし、良い演技ができました」と話し、「この映画の『伝えたいこと』を、多くの皆さんに受け取って頂きたい」とコメントしている。監督・脚本は、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』『老後の資金がありません!』『そして、バトンは渡された』などを手掛け、独自の視点で社会派題材を入れ込みつつ、登場人物たちを魅力的に輝かせることでエンターテインメント作品に仕上げる、特異な演出力に定評がある前田哲。監督と共に、「砂の器」『四月は君の嘘』などを担当したヒューマンドラマの名手・龍居由佳里も脚本を務めた。また本作は、監督と松山さん、プロデューサーが長年温めてきた思い入れのある作品。脚本開発時から監督と松山さんは幾度も話し合いを重ね、脚本が完成したという。『ロストケア』は2023年、全国にて公開予定。(cinemacafe.net)
2022年03月29日松山ケンイチと長澤まさみが初共演する映画『ロストケア』が、2023年に全国公開することが決定した。本作は、連続殺人犯と検事が対峙し、なぜ彼が殺人を犯したのかに迫るヒューマンサスペンス。主人公の心優しい介護士・斯波宗典を演じたのは大河ドラマの主演をはじめ、映画、ドラマと数々の話題作に出演している松山ケンイチ。また斯波と対峙する検事・大友秀美を演じたのは日本アカデミー賞最優秀主演女優賞を受賞するなど、人気と実力を兼ね備えた俳優、長澤まさみ。監督・脚本を務めたのは、『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』、『老後の資金がありません!』、『そして、バトンは渡された』の前田哲。今回監督と共に脚本を務めたのは、『四月は君の噓』などの龍居由佳里。脚本開発時から監督と松山は幾度も話し合いを重ね、脚本が完成した。原作は葉真中顕のデビュー小説『ロスト・ケア』。第16回日本ミステリー文学大賞新人賞を受賞し、審査員であった綾辻行人に「掛け値なしの傑作である。」と言わした名作だ。本作は劇中の舞台である長野県にて2022年3月より約1カ月間撮影が敢行された。情報発表にあわせて、松山、長澤、前田監督、有重陽一プロデューサー、原作者・葉真中顕より下記のコメントが寄せられている。コメント●松山ケンイチ(斯波宗典役)この映画は、これから生きていくうえで大事にしなければならないものや、若い人たちに伝えるべきことが沢山詰まっている作品だと思います。他人事ではなく、自分の事として考え悩みながら演じました。自分が出せる答えを見つけ、監督、スタッフさん、長澤さんと一緒に納得がいく作品が作り上げられたのではないかと思っております。●長澤まさみ(大友秀美役)私が演じた「検事」は最初から最後まで正しいとはなにかを、悩み、心が揺れ動く役でした。私自身の迷いや心の揺れと、秀美の感情が良い方向にリンクし、良い演技ができました。この映画の「伝えたいこと」を、多くの皆さんに受け取って頂きたいと思います。●前田哲監督映画は日々変化し一瞬にして天国と地獄をも生み出す「生き物」であることを思い知らされた撮影現場でした。松山ケンイチさんと長澤まさみさんの「魂のバトル」に、ご期待ください。二人の表情と言葉に、映画のテーマ全てが込められています。●有重陽一(プロデューサー)監督から原作『ロスト・ケア』を映像化したいという提案を持ち掛けられたことがこの作品の始まりです。最初はテーマも重く、ハードルが高いと思ったのですが、監督と話し合いを重ねるなかでエンターテインメント作品に昇華できる可能性を感じ、脚本に龍居由佳里さんを起用し映画化に動きました。それから本作りに数年かけましたが、その苦労が実り撮影を敢行することができました。脚本開発から撮影現場でも監督、松山さん、長澤さんの三人で何度も意見を出しあい、非常にクリエイティブな作品作りができたと思います。そうした過程で斯波と大友という人物が確立し、人間としての斯波や大友を描けたのではないかと思っています。公開を楽しみにお待ちください。●葉真中顕(原作)私自身、この作品の映画化は難しいのではないかと思っていましたが、原作に惚れ込んでくださった前田哲監督と松山ケンイチさんが努力に努力を重ね、実現の運びとなりました。原作者冥利に尽きます。高齢化が進みケアの問題がより切実になる今、映画『ロストケア』の公開が価値あるものになることを期待します。『ロストケア』2023年公開
2022年03月29日長澤まさみさんが、ヤマアラシのロック少女アッシュ役で声優を務めるアニメーション映画『SING/シング:ネクストステージ』(ガース・ジェニングス監督)が3月18日(金)から公開されます。何度つまずいても夢を追い続ける者にエールを送るこの作品で、パワフルな歌声も披露している長澤さん。人と人との距離に変化が生まれ、暗いニュースが飛び交う世の中で、長澤さんが思う「人と関わることの良さ」や「チャレンジし続けることの意味」とは?前後編にわたってお話を伺いました。(C)2021 Universal Studios. All Rights Reserved.何度も見返したくなる作品を作りたい——『SING/シング:ネクストステージ』では、劇場支配人のバスター・ムーン(声:内村光良さん)はじめ、仲間たちがさらに大きな舞台を夢見てエンターテインメントの聖地でのショー開催を目指しますね。作品全体から「勇気を出せば道は開ける」というメッセージを受け取りました。30代半ば〜40代くらいの女性から、新しい夢の実現やキャリアチェンジなど、まさに人生の「ネクストステージ」を考え始めたという声をよく聞きます。ちょっと大きな話になりますが、長澤さんがこれから叶(かな)えたい夢は何ですか?長澤まさみさん(以下、長澤):夢はやっぱり、面白い作品を作るということでしょうか。映画でもドラマでも、何度も見返したくなる作品を、作ることが目標です。もちろん自分の作品は見ますけど、私にとっては、そういう作品って、まだないんです。——それは出演するというだけではなく、企画段階から関わってみたいということですか?長澤:例えば本を読んで、「こういう作品をやりたい」ということも言っていければ一番いいですよね。今は俳優たちも映画を撮ったりしているし、新たなチャレンジをしている人は多いのではないでしょうか。みんな、何でもやるようになった気がします。——若い俳優さんたちが一生懸命クリエイティブなことに取り組んでいる姿が見えるようになって、おこがましい言い方ですけど、頼もしさを感じます。いろいろなツールを通して広く一般人の目に届くようになったからかもしれないですが。長澤:新しいことにチャレンジするためには、まず、その道を作らなければいけないので、(変化は)徐々に起こってきたものだと思うんです。今、そういうふうに若い人たちが発信しているように見えているけど、その状況になる手前までをやってきた人がいる。その前の人たちの働きが今の状況につながっているわけで。いろんなアプリを作っているのも、若い人たちじゃなくて私たち世代だったりするし、中堅どころくらいの人たちが活躍している。前の世代の人たちが頑張った成果が、若い人の発信で見えているのだと思います。だから俳優たちが全体的に、そういう時代の変化に適応しているということではないでしょうか。だから、オリジナリティということで言うと、昔の人たちのほうがすごいと思うんです。挑戦を続けるのは、チャンスが待っているから——長澤さんは年齢的にベテランと若手の間にいて、両方見えているという感じなのでしょうか。長澤:時代は回ると言うけれど、本当にそうだなって思います。流行りを見てもそうですよね。古い曲が流行っていたり、アナログカメラが流行っていたり。流行に目が行きがちだけど、時代がずっとグルグル回っていくんだなと思えば、私は成熟した人たちが、もっと新しいことにチャレンジすることのほうが、結構重要な気がしているんです。これからまだまだ失敗も経験しなくちゃいけないし、いつまでも人は「生まれたて」なのではないかなと思います。私にはあんまり、年齢で物事を区切るっていう考えがないので。ハンバーガーを食べているおじいさんやおばあさん、偉いなっていつも思うんですよね。昔はなかったものを「おいしい」と受け入れられる幅の広さというのは、若者の向上心と一緒だと思う。『SING/シング』もそう。もともと落ちぶれた劇場を再建させるお話なのですが、主人公のバスターとか、結構お兄さんなはずなんですよ。だけどチャレンジしていけるのは、いつでもチャンスが待っているから。若くて初々しいものがキレイかと言ったら、そうじゃないと私は思う。それを表わしているのが、今回のクレイ(声:稲葉浩志さん)ですよね。挑戦して人生を楽しんでいる人のほうが、若々しくてキラキラして見えます。何かに縛られて、生きるルールを決めてしまったのは自分たちだと思うので。自分の足りないところに向き合うのを恐れない——先ほどの「面白い作品を作る」という夢を実現するために、長澤さんが日頃していることはありますか?長澤:地味なことですよ。お芝居のことや、お芝居を良くすることを考える。自分に足りないところと向き合うことが大事だと思っています。自分が一番よく分かっているはずなのに、ある程度、年齢やキャリアを重ねていくと、自分の弱点を見逃しちゃうんです。面倒くさいから。現状維持をしたくなる気持ちも分かるけど、ちゃんと自分に向き合うことを恐れないようにやっていきたいです。一度きりの人生だし、「失敗」はないと思っていますから。失敗ではなく経験だから、それで人生がダメになるわけじゃない。生きられるまで生きなきゃというか、体が生きられる状態だったら、途中で「いち抜けた」ってできないわけですから。——そうですね。ご飯食べて、頑張るしかないですよね。長澤:落ち込んでいるヒマないですよ。忙しいですよ、人生は(笑)。そういうことを教えてくれたのも先輩俳優たちだったりします。いろいろな人たちを見てきましたが、つべこべ言わずに頑張っている人たちが、私にはカッコよく見えるんです。映画『SING/シング:ネクストステージ』は3月18日(金)全国公開。(聞き手:新田理恵、写真:宇高尚弘)
2022年03月18日長澤まさみさんが、ヤマアラシのロック少女アッシュ役で声優を務めるアニメーション映画『SING/シング:ネクストステージ』(ガース・ジェニングス監督)が3月18日(金)から公開されます。何度つまずいても夢を追い続ける者にエールを送るこの作品で、パワフルな歌声も披露している長澤さん。人と人との距離に変化が生まれ、暗いニュースが飛び交う世の中で、長澤さんが思う「人と関わることの良さ」や「チャレンジし続けることの意味」とは?前後編にわたってお話を伺いました。『SING/シング:ネクストステージ』で長澤まさみさんが声優を務めたアッシュ(右)(C)2021 Universal Studios. All Rights Reserved.大河ドラマでも「語り」を担当…声の仕事は「厳しい」——2017年に日本で興行収入51億円を超える大ヒットを記録したアニメーション映画『SING/シング』は、取り壊し寸前の劇場の支配人バスター・ムーン(声:内村光良さん)が、歌のオーディションを開催し、劇場を復活させようと奮闘するお話でした。長澤さんはオーディションに参加するロック少女アッシュの声優を務め、見事な歌声も披露していましたね。あれから5年、続編となる『SING/シング:ネクストステージ』で再びアッシュを演じ、さらに難易度の高い歌唱にも挑戦されています。作品を拝見しましたが、暗いニュースが多い昨今、夢を見させてくれる楽しい作品でした。長澤まさみさん(以下、長澤):閉塞的な状況で個々の時間を過ごすことが多くなっているので、そんな方々に希望を持ってもらえるような、こういう作品が生まれたのだろうなと思います。私自身にとっても、刺激になった作品です。——NHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」でも声のお仕事(語り)をされていますが、同ドラマの公式ホームページに掲載されているインタビューで「声のお仕事は苦手」だと語っていますね。意外だと感じました。長澤:ナレーションもそうですが、声の仕事とはいえ、私ではない人物を演じるわけですから、嘘(うそ)に聞こえないように、大切にやっています。苦手ではありますが、声の仕事を褒めていただくことも多いので、頑張ろうと思って取り組んでいます。——本国版のほうは、声優さんたちが身振り手振りを加えながらアフレコしていて、監督はその動きをアニメーションに取り込んだそうです。長澤さんはどんなスタイルでアフレコをされたのですか?長澤:本国版と違って、日本語吹替版では、感情を表現するために身振り手振りが使えないんですよ。身振り手振りで話しているイメージも全部、声に乗せないといけない。とにかく声という手段しかないんです。日本語吹替版の演出を務められた三間雅文監督は、アニメーションの世界でも超一流と言われている方で、本当に指示が的確で上手に導いてくださいました。もちろん私たちも準備はするけれど、会話なら相手との化学反応が重要ですし、相手のトーンに合っていなければ全然成立しないので、その場その場で、監督に指揮をとってもらいながら、言われたことに対するイメージを自分の中で膨らませて声を作っていくという感じでした。——本当に難しい作業なのですね。長澤:すごく厳しいんです。収録すると「本国に確認します」と言われて、OKが出るまで1週間くらい待たされるんです。受験の結果を待つみたいな心境でした(笑)。雑な言葉を使うと自分が傷つく——今作の大きな見どころが、アッシュと伝説のロック歌手クレイ(声:稲葉浩志さん)のコラボレーション。アッシュは自分たちの公演に出演してくれるようクレイを説得しに行きますが、心に傷を負って屋敷に閉じこもっているクレイは、なかなか首を縦に振りません。「頑張れ」とも言わず、クレイに黙って寄り添うアッシュが印象的でした。長澤さんは、なぜクレイはアッシュの言葉に耳を傾けたのだと思いますか?長澤:クレイはどこかで、背中を押してくれる人を待っていたのだと思います。人はやっぱり、社会に出て人と関わることで、自分なりの存在意義を見つけたり、成長を求めたり、人との化学反応で自分自身を育てていくことを必要とする動物だと思うんです。だからクレイも、(人前で再び歌うことを)嫌だ嫌だと言いつつ、本当は逆で、虚勢を張っているだけなのかなと思ったりします。中には本当に心から嫌だという人もいると思いますけど、そこは多分、空気で察することができる。だから、アッシュのおかげというより、アッシュはたまたま、そこに運良く居合わせた1人だと思うんです。クレイは世界的スターで、みんなの憧れ。彼女はラッキーだったと思います。(C)2021 Universal Studios. All Rights Reserved.——アッシュがクレイの大ファンだからこそ、相手のことをよく分かっていて、黙っておもんばかっている姿が、あり方としてすてきだなと思いました。長澤:やっぱり、好きな人には嫌われたくないですからね。空気を読むのではないでしょうか。本当に大切に思っている人に対して、相手が嫌だというところにズカズカと入ってはいけないと思うんです。実際に相手を目の前にしたら、思っていることの1つも言えない。人間って、ちゃんと人の気持ちや空気を察して、言葉を発しているんだなと思うんです。——最近はオンラインで話を済ますことが増えて、そのあたりがおろそかになりがちな気がします。長澤:そうすると、言葉がだんだん雑になっていくんですよね。おまけに、自分でもそれに気づかなかったりする。だけど実際人に会うと言葉に気を付けてしゃべりますよね。それって、人と関わることの良さなんじゃないかなと思います。——世の中が変化しても、そこは変化してはいけないですね。長澤:自分が恥をかくだけですからね。それに、雑な言葉を使うと、自分も傷つくんですよ。自分が使った言葉に、自分が傷つけられる。そう感じています。映画『SING/シング:ネクストステージ』は3月18日(金)全国公開。(聞き手:新田理恵、写真:宇高尚弘)
2022年03月16日アニメ映画『SING/シング:ネクストステージ』(3月18日公開)より、アッシュ役を演じた長澤まさみがパワフルな歌声を披露する特別メイキング映像が14日、公開された。2017年週末動員ランキング4週連続1位&最終興収51億円超えの大ヒットを記録した『SING/シング』の続編となる本作。主人公バスター・ムーンといつもの仲間たちが、世界で誰も見たことがないようなスペクタルなショーをやり遂げるため、新たな挑戦をする。内村光良、MISIA、長澤まさみ、大橋卓弥(スキマスイッチ)、斎藤司(トレンディエンジェル)ら豪華声優陣の続投に加え、新キャラクターの声優としてジェシー(SixTONES)さん、アイナ・ジ・エンドさん、そして稲葉浩志の参加も大きな話題となっている『SING/シング:ネクストステージ』。長澤演じるヤマアラシのアッシュは、前作では傷つきながらも一人でステージに立ち自分の殻を破って圧巻のパフォーマンスを披露していたが、すっかり地元の人気ロックスターとなって今作にも登場。アッシュは、稲葉演じる、表舞台から姿を消した伝説的なロックスターであるライオンのクレイ・キャロウェイに寄り添う重要な役どころだ。このたび今作のカギを握るアッシュを演じた長澤の特別メイキング映像が公開された。前作で日本中を魅了した圧倒的な歌声は今作でもさらに磨きがかかり、長澤演じるアッシュが、クレイに寄り添う中弾き語った「Stuck in a Moment You Can’t Get Out Of」(U2)の日本版の歌唱シーンから始まる映像では、どこか切なそうに歌うアッシュと表情をシンクロさせながら安定の歌唱力をみせている。インタビューで今作のアッシュについて聞かれると「母性を感じられる様な、大人の女性になっている」と分析。様々な経験を経て、周りにも気を配り声をかけるアッシュは「魅力が増しているなと思います」とその変化を語った。そして注目の歌唱について、今作ではどれも雰囲気の異なる合計4曲を歌唱するとあって、最初は「歌えるのかな」と焦りを感じつつも、徹底した練習と準備によって乗り切ったことを告白、「心に残る、一度聞いたらずっとからだの中を巡っているような素敵な曲を歌えて光栄です」と笑顔で振り返った。さらに大人になったアッシュと自身が重なる部分も多くあったそうで、「共感できる部分が多く演じやすかったというか、自分がアッシュを見届けている気分で収録をしました。」と明かした。印象的だったシーンを聞かれると、映像の冒頭にも流れたアッシュがクレイに寄り添いながら“歌でクレイを惹きつけるシーン”を挙げ、「セリフではなく、歌で心を繋げるシーンになっていると思うのでとても印象的です」とコメント。クレイ・キャロウェイ役の稲葉との共演が実現したことに「“まさか”っていうキャスティング」と驚きを隠さず。「稲葉さんの声を聞きながら歌ったときに、ちょっと痺れました。やっぱり、クレイを稲葉さんが演じてくださってよかったなぁって、思いました」と興奮の収録を回顧した。最後に「たくさんの素敵な歌を、映画館の方でみなさんに聞いていただけたらと思います」と本作を楽しみにしている人々にメッセージを寄せた長澤。4曲の歌い分けはさることながら、稲葉演じるクレイとのデュエットシーンも用意されているということで大注目だ。(C)2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年03月14日第45回日本アカデミー賞の授賞式開催を前に、司会を担当する女優の長澤まさみ、フリーアナウンサーの羽鳥慎一が取材に応じ、意気込みを語った。羽鳥が司会を務めるのは2020年から3年連続。長澤は昨年『MOTHER マザー』で最優秀主演女優賞を受賞し、初めての司会に挑む。――今年も日本アカデミー賞の季節がやってきました。ぜひ、司会を務める意気込みをお聞かせください。羽鳥:日本アカデミー賞はすべての映画関係者の皆さんにとって、一年に一度のお祭り、集大成ですからね。集まった皆さんが労をねぎらう姿を特等席で拝見できるのは、非常に光栄ですし、自分自身も司会という立場から、その思いを共有させていただいています。今年もお祭りを盛り上げるお手伝いができればと思っています。長澤:司会を務めるなんて、これまで一度も経験ないですから、正直どうなるのか不安な部分もありますけど、日本アカデミー賞の授賞式に参加するたび、やはりなかなか経験できないことを経験させてもらっているんだなと実感しています。ですから、ぜひ参加する皆さんに楽しんでいただけるよう、頑張って司会に臨みたいです。――羽鳥さんが初めて司会を務めた2020年(第43回)はコロナ禍の影響で急遽無観客に。翌年(第44回)は一般のお客様を迎えつつ、やはり通常とは異なるスタイルでの授賞式となりました。羽鳥:そうですね。少しずつ本来の進行に近づいている、という感じですよね。ですから、3度目といえば3度目なんですけど、きっと自分自身が経験したことのない雰囲気を味わうことになりそうなので、初めてといえば初めてという感覚かもしれません。――第43回、第44回といえば、どちらも長澤さんが最優秀賞を受賞していますね(第43回は『キングダム』で最優秀助演女優賞)。長澤:そうなんですよ。今年は司会という形ですが、羽鳥さんが司会を務める受賞式にはすべて出席させていただいています。羽鳥:光栄なことです。(第44回日本アカデミー賞で優秀主演女優賞を受賞した)『コンフィデンスマンJPプリンセス編』と『MOTHERマザー』という、文字通り明と暗の対局に位置する役どころを演じられて、本当にこの人は天才だなと。ですから、一緒に司会できるのは光栄です。俳優さんとのつながりもおありでしょうし、そのあたりはお任せで(笑)。定型的なことは私がやりますので。司会者ふたりが注目する作品・部門は?――優秀賞に輝く出席者の皆さんの中には、長澤さんと共演経験がある方も多いですよね。長澤:そうですね。それにおしゃべりがお上手な方が多いので、和やかな司会で、楽しい空気が作れれば。しっかり準備して、良い質問がしたいですし。そうは言っても初めてですから、そこは(司会の)先輩である羽鳥さんについていきたいです。羽鳥:いえいえ、もう何の問題もないと思います!長澤さんだから引き出せる受賞者の皆さんの意外な一面に期待しています。――昨年の授賞式で、特に記憶に残るシーンを教えてください。羽鳥:長澤さんが感極まって、言葉に詰まる瞬間に触れ、作品にかけた思いや、受賞の喜びと感激を目の当たりにしましたし、草なぎ剛さん(『ミッドナイトスワン』で最優秀主演男優賞を受賞)がスピーチの第一声で「マジっすか!」と発した姿も印象的でした。言葉だけ切り取ると、セレモニーの席で「マジっすか!」って若干そぐわないかもしれませんけど、それこそが心の声というか。草なぎさんの強い思いを感じ、私の心にも刺さりましたね。――これはぜひ長澤さんにお聞きしたいのですが、受賞のスピーチは事前にある程度考えておくものなんですか?長澤:うーん、発表の瞬間まで結果はわかりませんからね。それでも「もし何かしゃべることになったら、困るな~」と直前に言葉を探すことはありますね。昨年は正直、思ったこと、お伝えしたいことの半分も言葉にできませんでした。私自身は受賞した皆さんのスピーチを聞いて、純粋な喜びに加えて、自分を鼓舞しているような志の高さを感じるんです。そうやって常に自分を更新なさって、また日本アカデミー賞の授賞式に戻ってくる。「もっと頑張らないと」と思わせてくれる場でもあるんです。――それでは第45回日本アカデミー賞でお二人が注目している作品・部門を教えてください。羽鳥:そうですね、『ドライブ・マイ・カー』(濱口竜介監督)ですね。海外でも高く評価されていますし。日本だけではなく、世界中の映画ファンが注目しているのではないしょうか。長澤:やっぱり出演させていただいた『すばらしき世界』ですね。どうしても贔屓目で見てしまいます。――『すばらしき世界』は作品賞、監督賞(西川美和)、主演男優賞(役所広司)、助演男優賞(仲野太賀)など7部門で優秀賞に輝いています。長澤:はい。授賞式で西川監督、役所さんや太賀さんとお会いできるのも楽しみですし。今年は全体的にシリアスな作品が多い印象です。濃密で見応えある作品ばかりなので、どの作品が受賞してもおかしくないと思いますが……本音を言えば、すべての部門で『すばらしき世界』が最優秀賞を受賞してほしいですね。スタッフの皆さんの苦労や努力も間近で拝見していましたから。――授賞式当日、長澤さんがお召しになる衣装も楽しみです!長澤:受賞者の皆さんが主役なので、スタイリストさんには「ちょっと控えめに」と相談しているところです。ただ、こういうご時勢なので、思うように外出もできませんから、明るい色合いでご覧になる皆さんに楽しんでいただければ。羽鳥:今「控えめに」とおっしゃっていましたが、長澤さんの魅力は隠せないと思います!第45回日本アカデミー賞は白石和彌監督の『孤狼の血 LEVEL2』が優秀作品賞をはじめ、優秀監督賞、優秀主演男優賞など最多12部門13賞と新人俳優賞を受賞。佐藤健が主演した『護られなかった者たちへ』も12部門で優秀賞に輝いた。羽鳥が注目する『ドライブ・マイ・カー』は8部門と新人俳優賞で受賞している。授賞式は3月11日(金)にグランドプリンスホテル新高輪の国際館パミールで行われ、各部門の最優秀賞が発表される。取材・文・写真:内田涼
2022年03月07日俳優の竹野内豊、長澤まさみ、仲野太賀が出演するアサヒビール「アサヒ ザ・リッチ」の新CM「出会えてよかった。」編、「私、好きなんです。」編、「じっくり見つめる。」編が、21日より全国で放送される。今回のCMは“ふだんの夜を、ちょっとリッチに。”をテーマに制作され、「出会えてよかった。」編では、竹野内が「なんでもない日も、君がいるだけで……ハッピーだ」と宣言。隣に長澤がいることに気付き、慌てて「リ、リッチの話ですよ」と誤解を解こうとする。一方の「私、好きなんです。」編では、長澤が「私、好きなんです」「最後は幸せにしてくれるから」とグラスを見つめてうっとり。自分への告白だと勘違いした竹野内を、長澤が「ザ・リッチの話です」と一刀両断する。「じっくり見つめる。」編では、竹野内が仲野にザ・リッチの楽しみ方を指南するストーリーとなっている。今回の撮影は別々で行われた。慌てる姿や翻弄される姿などチャーミングな様子を演じた竹野内。ビールを飲むシーンでは、気持ちのいい飲みっぷりにスタッフから「すばらしい」と声が上がった。長澤は「今日もおいしい」と思わず笑みを浮かべるシーンでカットがかかった後も笑顔を振りまき、思わず周りも笑顔に。仲野の撮影では、迫真の表情をアップで撮影するため、どんどんと近づく力強い映像を確認した仲野とスタッフ一同が大笑いする一幕も。仲野は「人生で一番カメラ近かったかも」とコメントした。
2022年02月21日興行収入46.4億円の大ヒット作品『マスカレード・ホテル』(2019)から2年。木村拓哉と長澤まさみが再びバディを組んだ『マスカレード・ナイト』のBlu-ray&DVDが、3月16日(水)に発売される。このたび、豪華版に収録されるビジュアルコメンタリーの一部が特別公開された。破天荒な刑事・新田浩介を演じるのは、数々の大ヒット映画・ドラマに出演し、音楽やCMなど様々なジャンルで常にトップを走り続け、本作で第46回報知映画賞の主演男優賞を初受賞した木村拓哉。そして、新田の相棒となる真面目過ぎるホテルマン・山岸尚美を演じるのは、コメディからシリアスな役まで演じ分ける実力派女優の長澤まさみ。さらに、前作からの小日向文世、梶原善、泉澤祐希、東根作寿英、石川恋、鶴見辰吾、篠井英介、石橋凌、渡部篤郎らに加え、今作は中村アン、 田中みな実、石黒賢、沢村一樹、勝村政信、木村佳乃、凰稀かなめ、麻生久美子、高岡早紀、博多華丸ら、豪華キャストが集結。監督は、木村拓哉とは数々の作品でタッグを組んだ鈴木雅之。このたび発売されるBlu-ray&DVDの豪華版は、木村拓哉×長澤まさみ×小日向文世×沢村一樹×麻生久美子が撮影秘話を語り尽くすビジュアルコメンタリーを収録するほか、豪華キャストが勢ぞろいした撮影の舞台裏に密着した秘蔵映像満載のメイキング映像やイベント映像集、人気占い番組とコラボした公開記念特番など貴重な映像がたっぷり収録された特典ディスク3枚と本編ディスクの4枚組。そしてBlu-ray&DVD発売に先駆け、木村拓哉×長澤まさみ×小日向文世×沢村一樹×麻生久美子によるビジュアルコメンタリーの一部が特別公開された。カウントダウン・パーティーの会場など映画の撮影でも使用されたホテルの一室で行われたビジュアルコメンタリーの収録は、コラボスイーツも登場して和やかな雰囲気でスタート。 撮影現場の細かな様子まで記憶している木村に、一同は感心しきり。自室で集中して覚える沢村や常に自作のカンペを持ち歩く小日向など、各自のセリフの覚え方も話題に上った。現場で台本を見返さないことで有名な木村。沢村からは「実は勘でセリフ言ってるんじゃないの?」との疑惑が。木村を信頼する鈴木監督からアドリブで“新田”としての対応を指示される場面などはあるものの、きっちりセリフを覚えてきている木村は苦笑。長澤は現場でそんな臨機応変な対応が出来るようになりたい……と改めてバディである木村の力量を称賛した。ビジュアルコメンタリーでは、他にも実はCG合成されているシーンや、大勢の人間が行き交うロビーの様子の撮影はタイミングを合わせるのが難しいこと、木村の提案により一層ドラマチックになったある場面を麻生が明かすなど、撮影現場にいた俳優陣しか知りえない裏話が続出。そんななか何故か木村の髪形や思いもよらない箇所に興味津々の小日向に一同の笑いが止まらなくなる場面もあり、見逃せない内容となっている。『マスカレード・ナイト』3月16日(水)Blu-ray&DVD発売Blu-ray豪華版(4枚組)8,580円(税抜価格7,800円)DVD豪華版(4枚組)7,700円(税抜価格7,000円)DVD通常版4,180円(税抜価格3,800円)【豪華版 特典内容(Blu-ray / DVD共通)】本編ディスク ●予告編集(特報 / 予告 / TVスポット)特典ディスク1 ●メイキング映像本邦初公開の秘蔵映像満載!超豪華キャストそろい踏みの撮影の舞台裏に密着!●めざましテレビコラボクイズ「仮面とらナイト」嘘の仮面をつけているのは誰だ?登壇する二人のどちらかが、●●しているフリをしている。あなたは見抜けるか?出演者:木村拓哉、長澤まさみ、(以下登場順)沢村一樹、木村佳乃、中村アン、勝村政信、博多華丸特典ディスク2●イベント映像集完成披露試写会 / 公開直前イベント / 初日舞台挨拶/大ヒット御礼舞台挨拶に至るまで全ての「マスカレード・ナイト」イベントの模様を完全収録!●公開記念特番突然ですがマスカレード・ナイト占ってみました人気占い番組とコラボ!木村拓哉・長澤まさみ・沢村一樹がフォーチュンウォッチャーとして見守る中、映画スタッフと超豪華俳優をゲッターズ飯田が丸裸に!特典ディスク3●ビジュアルコメンタリー木村拓哉×長澤まさみ×小日向文世×沢村一樹×麻生久美子が撮影秘話を語り尽くすファン必見のコメンタリー(c)2021東野圭吾/集英社・映画「マスカレード・ナイト」製作委員会発売元:フジテレビジョン販売元: 東宝
2022年02月17日お笑いコンビ・ウッチャンナンチャンの内村光良が14日、都内で行われたアニメ映画『SING/シング:ネクストステージ』(3月18日公開)の日本語吹替え版キャスト報告会に出席。娘が長澤まさみにハマっていることを明かした。2017年週末動員ランキング4週連続1位&最終興収51億円超えの大ヒットを記録した『SING/シング』の続編となる本作。主人公バスター・ムーンといつもの仲間たちが、世界で誰も見たことがないようなスペクタルなショーをやり遂げるため、新たな挑戦をする。会見には、5年ぶりに『SING』に帰ってきた続投キャストの内村光良、長澤まさみ、斎藤司(トレンディエンジェル)、大地真央に加え、新キャストのジェシー(SixTONES)、アイナ・ジ・エンド(BiSH)、akaneら総勢7人の“新生シングファミリー”が集結した。前作に引き続きコアラのバスターを演じた内村は、「誰も変わらずにキャストがまたそろったことがうれしくて、斎藤がこがけんになっていたらどうしようかと思ったんですが」と笑いを交えて喜びを語り、「MISIAさんも大橋(卓弥)さんも変わらずやってくださって、さらに新しい方もいらっしゃるということで、本当に素晴らしい出来になっているのでたくさんの方に見ていただきたいと思います」とアピールした。また、前作が公開された5年前からの成長を聞かれると、内村は「『SING』やったあとに『紅白』をやって、『紅白』でMISIAさんを紹介しているとき、『これSINGじゃん! まんまだな』と思った記憶があります」とにっこり。さらに、「最近娘が非常に長澤まさみさんにハマっていまして、『ドラゴン桜』全部見ました。そのあと、生徒時代の『ドラゴン桜』。そして今、『コンフィデンスマンJP』を第1話から見ています。我が家は毎日長澤まさみ祭りなんです。それが成長ですかね。一家で見ております」と明かすと、長澤は「ありがとうございます」と感謝。内村はさらに「今日は自慢してきました。うらやましがっていました。それが私の成長ですかね」と話した。
2022年02月14日映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』(公開中)の大ヒット舞台挨拶が10日に都内で行われ、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、田中亮監督が登場した。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。公開27日間で観客動員数148万人、興行収入20億円突破のヒットに、長澤は「がんばってるなあと、うれしいですね。初めて見る方も楽しんでもらえる作品になったなと思えるところがあるので、まだまだたくさんの人に見てもらいたい」と意欲を見せる。今回は集まったファン=子猫ちゃんたちにそれぞれ愛のメッセージも。小日向は「応援ありがとう、感謝を込めて、チュッ」とリップ音を響かせる。「子猫さん達のおかげでこれがずっとパート3まで来れて、これからも本当に応援よろしくお願いします。感謝を込めて、チュッ」とさらにキスを贈る小日向に拍手が起こっていた。「愛してるぜ〜! チュッ」とフリップを見せた長澤だが、小日向同様にリップ音を求められると「いい、いい」と苦笑。さらにファンに向かって「愛でしかないです。一緒に作って楽しんでくれてるのは子猫ちゃんだと思います。『コンフィデンスマンJP』の制作者の一員だと思ってます。なのでまた次回あるとしたらみなさん絶対エキストラで参加してください。エキストラさん大変なので、気合いのある人じゃないと困っちゃう」とメッセージを贈った。退場時には、小手が長澤をエスコートする一幕も。コロナ禍だからか、長澤に気をつかったのか、手を差し伸べるのではなく肘を差し出す小手に、長澤が寄りそう形でその場を後にした。
2022年02月10日内村光良、MISIA、長澤まさみ、斎藤司ら前作から続投するキャストに加え、新たに「SixTONES」ジェシーの参加も明らかになりますます注目を集める映画『SING/シング:ネクストステージ』。この度、新たな挑戦へと踏み出す彼らの前に現れる重要キャラクターたちとして、超豪華な声優陣の出演が決定した。とびきりの才能でゾウのミーナとのデュエットに抜擢されるも、ナルシストな性格が災いしなかなか息が合わないバッファローのダリウスを、前作ではカエル役で参加した木村昴。新しくダンスに挑むゴリラのジョニーをスパルタ指導する、やり手振付師・サルのクラウスを、ネズミのマイク役で前回出演していた山寺宏一が演じる。木村さんは「ダリウスは、とにかく超ド級のナルシストなんですね。なので、その”自分に酔いしれている感”や”おれって超絶歌上手いだろ?”といった、マイペースな雰囲気を大事にしました」と演じたキャラクターについて明かし、山寺さんは「マイクが出番無しとの事でがっかりしていたんですが、クラウスというクセが強いユニークな役を頂きとても嬉しかったです」とコメント。また、大塚明夫が夢のビッグステージを司るホテルと劇場の経営者、オオカミのジミー・クリスタル。クリスタルのアシスタント、イヌのスーキーを井上麻里奈、ネコのジェリーを山下大輝。林原めぐみが、クリスタルへインタビューするTVパーソナリティ、ウマのリンダとして登場。「タイヘンな面白さでした」とふり返った大塚さんは、「ご家族揃ってご覧いただけば尚楽しいと思います。小さなお子様から大人まで掛け値なしに楽しめますっ」とメッセージを寄せ、井上さんは「自分にとって『歌うこと』は、表現方法のひとつ。キャラクターソングでもそれ以外でも歌う時は必ずキャラクターを作って歌います。そして憧れのひとつでもあります。いつか自分の思ったまま、自由自在に歌う事が出来たらと思います」と歌について語る。山下さんは「『SING/シング』はDVDを借りて観て、可愛い動物達が夢を叶えるために頑張る姿に勇気を貰いました。流れてくる曲も素敵だし役者さんも素敵な声ですし、大好きな作品でした。なのでその世界に飛び込めるのは本当に嬉しいです!」と参加を喜び、林原さんは「夢は、叶うか、叶わないかを問いていたらその隙に覚めて(冷めて)しまう。叶うか、叶わないかよりも、叶えるために何をしたか。どう動いたか、誰と出会ったか。何を経験したか…だと思うのです」と話した。そして、コアラの主人公バスター・ムーンが主催する新プログラムへの出場権をかけて、多数の動物キャラクターたちが次々に大ヒットナンバーを披露するオーディションシーンも、今作ではジミー・クリスタルが主催する聖地レッドショアシティでのビッグショーへの出場権をかけた、大規模オーディションへとパワーアップ。前作でオーディションに挑んだウサギのユニットや、ロジータの子どもの声を演じた佐倉綾音が、本作でもヒヨコのユニットやメガネザル役で参加。加えて、山寺さん、井上さん、山下さん、林原さんもまた“別の動物キャラ”に扮してこのオーディションに参加している。佐倉さんは「前作に参加させていただき、『もう二度とない思い出になったな』と思っていたら2でも参加させていただけるとのことで、再びのご縁のありがたさを感じています。またワクワクしながら劇場へ足を運べる作品がひとつ増えて、とても嬉しいです」と喜びを表現した。『SING/シング:ネクストステージ』は3月18日(金)より全国にて公開。(cinemacafe.net)■関連作品:SING/シングネクストステージ 2022年3月18日より全国にて公開© 2021 Universal Studios. All Rights Reserved.
2022年01月31日映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』の大ヒット舞台挨拶が23日に都内で行われ、長澤まさみ、東出昌大、小手伸也、小日向文世、瀬戸康史、田中亮監督が登場した。MCはフジテレビ 永島優美アナウンサーが務めた。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。会場には複数回観たという観客があふれており、長澤は「小日向さんが初日に『何回も観てください』と言ったのが効いてますね」とニヤリ。小日向は「こんなにたくさん観にいらしてくださって本当に嬉しいです。初日の舞台挨拶の時に『たくさん観ていただければ興行成績が上がり第4弾につながる』と言いましたけども、間違いなく、第4弾できそうです」と断言し、長澤らは「本当ですか!?」と笑いが止まらない様子に。小日向は「何も聞いてないけど、僕は勝手に思ってます。いつになるかまだ全然わからないですけども、今度は日本のどこかで、ぜひ近場でやりたいなと思ってますので、そのままぜひ出してください」と発言し、田中監督も「こひさんが言ったということはあるというつもりで、みんな準備しましょう。ただ、何も決まっていません」と語った。またこの日は小日向の68歳の誕生日で、お祝いの言葉をもらった小日向は「あんまり嬉しい年じゃないんですよね。よくここまで元気でやってこれたなと思います。第1回目の映画の時に『コンフィデンスマン』がもし『寅さん』シリーズみたくなったらいいなと言ったんですけど、だんだんそうなりつつあるので『渥美清さんっていくつぐらいまで現役だったんだろう』と思ったら、68歳でお亡くなりになったんですよね。まさに僕、その年なので……」と言い始め、長澤は「みんなリアクションに困る」とツッコミ。「少しずつフェードアウトしてもいいのかな、なんてこともちらっと思っていました」と言う小日向に、長澤は「そんなこと言いながら、小日向さんはメンバーの中で1番元気ですから、私たちを引っ張っていってくださってるのは小日向さんですから。こうやって皆でこんなにも長く一緒に一つの作品を続けて来れるとは思わなくて、中心にいてまとめてみんなを自由に動かせてくれる、小日向さんのおかげ」と感謝し、小日向は「ほんとに思ってんの!?」と照れる。長澤が「こひさんがいなかったらもっとだらけていたような気がします。この作品、スタッフもキャストも仲がいいので、ゆるい現場なんですよ。でも小日向さんがいるから締まる」と明かすと、田中監督は「まあ、ゆるい原因もこひさんから始まって。ゆるめて締める、両方やってくださる」と苦笑。長澤は「どんなゲストさんが来ても小日向さんが始めに率先して受け入れてくださるので、皆が小日向さんについってってますから。いつまでも元気でいてください」とメッセージを贈った。イベントは全国199館でライブ中継され、事前に募集したファンからのリクエストに応えるコーナーも。早口言葉大会やあいうえお作文、受験生へのメッセージなどで盛り上がった。
2022年01月23日安藤サクラ、池田エライザ、石田ゆり子、小松菜奈、近藤華、長澤まさみ、広瀬すず、前田美波里ら(※五十音順)豪華キャストが出演する資生堂の新TVCM「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」篇が、1月23日(日)より全国放映されることになった。本CMは「美しさとは、人のしあわせを願うこと」をキーメッセージに、資生堂が発信してきた最新のメイク、新しい価値観やライフスタイル提案の歴史、当時放映したCMのオマージュや、未来の美のあり方など、最新の映像技術で表現。CM楽曲は、細田守監督の映画『竜とそばかすの姫』でも知られるミュージシャン・中村佳穂がカバーした、1978年の「ベネフィーク」キャンペーンソングで、当時の大ヒット曲「君のひとみは10000ボルト」(作詞:谷村新司、作曲:堀内孝雄)を採用した。資生堂が日本初の民間洋風調剤薬局として創業した頃の風景から現代、そして未来に至るまで、各キャストの衣装や演出など、それぞれの時代を表現。東京・銀座で創業した頃の街並みや、1928年に開業し、まだ日本ではめずらしかったソーダ水やアイスクリームを提供した資生堂パーラー。資生堂が歩んできた150年という歴史の歩みや象徴的な瞬間、そして未来に向けた美の可能性を、今を代表する資生堂の“ミューズ”たちが演じた。さまざまな時代のCMキャラクターを演じる女優陣の衣装やヘアメイクは、当時の流行や設定を検証し、細部まで徹底的にこだわりながら忠実に再現しつつ、現代的な新しさも加えられた。安藤さんはオープンカーのドライブシーンで、片手を突き上げるポーズを自ら提案。テンションが上がりすぎて両手を上げてしまう熱のこもった演技に、スタジオ全体が明るい笑いで包まれる一幕も。また、前田さんが砂浜の上で踊るシーンは、卓越したダンスの表現力と、はためく衣装のマッチングがあまりにも美しく、全スタッフが見とれてしまうほど。CMの各場面は「君のひとみは10000ボルト」の歌詞に沿って“視線”にこだわり、キャストと目が合う一瞬を捉えながら撮影したそう。長澤さんの撮影では動くカメラに合わせて一瞬目線を合わせるというシビアなタイミングにもかかわらず、それを感じさせない素晴ら しい表情にどよめきが起きることも。石田さんは、馬車の上でカメラと目が合った瞬間にウィンクをするという即興のディレクションを監督から受けたが、絶妙なタイミングのアクションとチャーミングな表情で見事にクリア。CMのラストでは宇宙空間を表現。近藤さんが初めてのワイヤーアクションに挑戦。 体力的にも厳しい体勢での撮影が続いたが、一切の弱音を吐かず最後まで元気に演技を続け、見事OKが出た瞬間には満面の笑顔を見せていた。「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」篇(60秒、30秒、15秒)は1月23日(日)よりオンエア。(text:cinemacafe.net)
2022年01月21日女優の安藤サクラ、池田エライザ、石田ゆり子、小松菜奈、近藤華、長澤まさみ、広瀬すず、前田美波里が出演する、資生堂創立150周年を記念した新CM「美しさとは、人のしあわせを願うこと。」編が、23日より放送される。新CMは、資生堂が発信してきた最新のメイク、新しい価値観やライフスタイル提案の歴史、当時放送したCMのオマージュや、未来の美のあり方などを、最新の映像技術で表現。CM楽曲には、1978年の「ベネフィーク グレイシィ」キャンペーンソングでもあり、 当時の大ヒット曲「君のひとみは10000ボルト」を中村佳穂がカバーしたものが使用される。■安藤サクラコメント資生堂150周年、おめでとうございます。世の中の動きが非常に大きい時代ですが、今後も皆さまのますますのご活躍をお祈りしております。■池田エライザコメント資生堂150周年、おめでとうございます。この大切な年にお仕事をご一緒できていることが大変光栄です。資生堂さんのますますの発展を心から願っております。■石田ゆり子コメント大きな節目の年にお仕事をご一緒できること、大変光栄に思っております。今はまだ大変な時期ですが、一日も早くもっと自由に、もっと笑顔の日々が来ることを楽しみにしております。これからもどうぞよろしくお願いいたします。■小松菜奈コメント150周年、おめでとうございます。このような機会にご一緒させていただくことができ、とても光栄です。撮影ではいつも資生堂の皆さまが温かく迎えてくださるので、すてきな時間を過ごさせていただいております。引き続き精進してまいりますので、これからもよろしくお願いいたします。■近藤華コメント資生堂150周年、おめでとうございます。150周年を記念するCMに出演させていただいたこと、本当にうれしく思っています。これからもずっと資生堂さんがすてきな会社であることを願っています。■長澤まさみコメント資生堂150周年、おめでとうございます。周年という大事な年をご一緒できること、大変うれしく思っております。皆さまのますますのご発展をお祈りしております。■広瀬すずコメント資生堂150周年、おめでとうございます。この大きな節目の年を一緒に迎えることができ、本当に光栄に思っております。まだまだ大変な状況が続きますが、ますますのご発展、そして皆さまのご活躍をお祈りしております。■前田美波里コメント150周年おめでとうございます。資生堂さまとの長いお付き合いを思いますと、150周年という歴史、感慨深いものがございます。今後の皆さまのますますのご発展を心からお祈り申し上げております。
2022年01月21日女優の長澤まさみ、俳優の仲野太賀が出演する、アサヒビール「アサヒ ザ・リッチ」の新CM「ふだんの夜を、ちょっとリッチに。長澤さん」編が、18日より放送される。新CMでは、ブラックのノースリーブワンピースに身を包んだ長澤が登場。「もっとリッチに!?」と驚き、ザ・リッチの味を想像しながら嬉しそうにグラスへと注ぐ。それを一口飲み「ハア〜」と感嘆した長澤は、「たまんねぇっす」と天真爛漫な一言を放ち、「どうしちゃったんすか!?」と驚く仲野には、いたずらっぽく「ひみつ〜」と返答。仲野もなんで教えてくれないの? と言わんばかりに「ひみつ〜?」と応戦してみせる。そして最後は、仲野が茶目っ気たっぷりに「こりゃ参ったな」とつぶやき、長澤がそんな仲野の姿を微笑ましく見つめるのだった。CM撮影中、笑みを浮かべるシーンで、長澤がツボにハマって笑いが止まらなくなってしまう場面も。スタッフからは思わず「カワイイ」と声が上がっていた。なお同日より、竹野内豊と仲野が出演する「ふだんの夜を、ちょっとリッチに。竹野内さん」編も放送される。
2022年01月17日映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』(1月14日公開)の公開初日舞台挨拶が14日に都内で行われ、長澤まさみ、東出昌大、小日向文世、小手伸也、瀬戸康史、城田優、生田絵梨花、江口洋介、田中亮監督が登場した。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。2017年から続くシリーズに、長澤は「こんなに長く続くとは思っていなかったので、本当にありがたいなと思います。この役がどんどん好きになっていったし、『コンフィデンスマンJP』という作品に取り組む姿勢も貪欲になっていった気もします。本当にこの作品からもらったものというのは沢山あって、ありがたいなという気持ちです」と感謝する。最新作では伝説の詐欺師・ツチノコの名前をめぐる戦いが描かれたため、実際に称号にふさわしいキャストは? という質問も。長澤は「この『コンフィデンスマンJP』を愛される作品にするために1番頑張っていたと思う人がいて、その人がいたからこそ、この作品がどんどん愛されるものになった気がするんです……小手さんのおかげで」と名前を挙げる。東出も「僕も小手さん!」と同意し、小手は「やだやだ何、急に!? 今まで落としてきて、急に上げる感じ」と驚いた様子を見せる。小日向も「本当に大変な仕事で、応援団というか広報課として頑張ってくれてて。僕は一瞬まさみちゃんを推そうかと思ってたけど、五十嵐(小手)かな」とレギュラー3人が小手を絶賛する。小手は「この流れは、調子狂っちゃうなあ」と苦笑し、目が潤んでしまう事態に。「だって嬉しいから。僕ピュアなんですよ、意外と」と言う小手に、長澤が「いいよ、泣いちゃえよ」と勧めると、小手は「いやだよ、泣かないよ。いろいろ書かれるもん」と答えながらも涙を拭い、会場からは大きな拍手が起こっていた。
2022年01月14日1月9日に初回放送を迎えた、小栗旬(39)主演のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』。各メディアによると、平均世帯視聴率は17.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)を記録。昨年2月から放送された『晴天を衝け』の初回視聴率を下回ったが、Twitter上でトレンド入りするなど盛り上がりを見せた。そんな第1話のタイトルは「大いなる小競り合い」。流罪人の源頼朝(大泉洋)が八重(新垣結衣)との間に子を授かったことで、八重の父であり北条義時(小栗)の祖父・伊東祐親(浅野和之)は激怒。祐親が平清盛(松平健)から頼朝の監視を任されていた最中の出来事だった。姿をくらませた頼朝だったが、義時の兄・宗時(片岡愛之助)ら頼朝を慕う者たちが北条家に匿うことに。さらに義時の姉・政子(小池栄子)が頼朝に惚れ込んでしまうなど、主人公の義時が“ドタバタ劇”に巻き込まれていくストーリー展開となった。■賛否を呼んだ長澤まさみのナレーションTwitter上では「コント大河」「コメディが盛りだくさん」といった感想が飛び交うなか、長澤まさみ(34)が担当するナレーションが「聞き取りにくい」といった声が上がっているのだ。《長澤まさみちゃんのナレーションの音量が低くくてナレの時だけ音量を上げるからその後が爆音になる…高齢者の人達はもっと聞き取りにくいのでは?せっかくの美声なのに勿体ない!》《鎌倉殿の13人、長澤まさみさんのナレーションだが、ウィスパーボイスにしすぎてて、少し聴き取りにくい部分が惜しい》《登場人物が多いのにキャラクターがしっかりしているので、初回からすんなり楽しめた。ただ一つ残念だったのは、ナレーションが聴き取りにくかったこと。長澤まさみさんは私の大好きな女優さんの一人だ。演出やミキシングを立て直して、きちんと聴き取りやすくしてほしい》だがその一方で、《長澤まさみのナレーションが思いのほか心地よかった》《長澤まさみさんのナレーション情緒があってとても好き》と評価する声もあり、視聴者の間では賛否両論となっている。大河ドラマのナレーションを初めて担当するにあたり、《1年を通して見届ける立場にいるので、うれしい反面、責任重大だと思っています》とコメントを寄せていた長澤。脚本を手がける三谷幸喜氏(60)からは、「登場人物たちに寄り添い、隣の部屋からささやいているような距離感で」とのイメージを伝えられたといい、《その立ち位置を大事にしていきます》と意気込みを見せていた。物腰柔らかな長澤のナレーションが、今後のストーリー展開に活かされてくるのかもしれない。
2022年01月11日映画『コンフィデンスマンJP 英雄編』(1月14日公開)のワールドプレミアが10日に都内で行われ、長澤まさみ、東出昌大、小手伸也、小日向文世、松重豊、瀬戸康史、城田優、生田絵梨花、角野卓造、江口洋介、田中亮監督が登場した。同作は脚本家・古沢良太によるオリジナル作で、コンフィデンスマン(信用詐欺師)のダー子(長澤まさみ)、ボクちゃん(東出昌大)、リチャード(小日向文世)が、毎回さまざまな業界の華やかな世界を舞台に、壮大で奇想天外な計画で、欲望にまみれた人間たちから大金をだましとる。今回スペインのマフィアであるジェラール・ゴンザレスを演じた城田は、日本語一切なし、スペイン語と英語のセリフのみで演技をしたという。城田は「母親がスペイン人なので、本当に僕のための役みたいな。逆に僕以外のキャスティングの案があったのであれば知りたいくらい」とピッタリだった様子。「スペイン語でお芝居をすることも初めてでしたし、すごく楽しかったです。新たな可能性と言いますか。日本語をしゃべらないのが不思議でしょうがない。セッティング中は和気あいあいと話をして、本番になると日本語がわからない体で話をしないといけないので、その辺のバランスは大変でしたけれども、監督のディレクションのもと、素敵な作品に携われた」と感謝した。東出が「アドリブでもご自身でスペイン語のセリフを提案なさったりしてましたね」と話を振ると、城田は「日本語だけの作品だったとしても、現場でアドリブでやったりするじゃないですか。今回スペイン語しかしゃべれないので、自発的に『こういうのどうですか?』ということとかは、スペイン人のエキストラとかと相談しながら作らせていただきました」と振り返る。さらに長澤は「ほかのキャストのスペイン語の発音の先生もしてくれて」と明かし、城田は「まさみちゃんもだいぶ頑張ってくれた。かっこよく見えてほしかったので、僕はちょっと厳しめにしました」と頷く。長澤が「英語の先生も時々してくれました」とたたみかけると、城田は「すいません本当に」と恐縮しつつ、語学指導だけでなく「マフィアの役でもある。悪い人です」と自身の役柄を説明していた。
2022年01月10日