ミュージカル版『家政婦のミタ』!? 家族の絆の再生を描く四季『サウンド・オブ・ミュージック』が福岡へ
『ドレミの歌』『エーデルワイス』などスタンダード・ナンバーを数多く含む『サウンド・オブ・ミュージック』。ジュリー・アンドリュースが主演した1965年公開映画も大ヒット、世界中で愛されている名作が、いよいよ福岡で上演される。舞台は1938年のオーストリア。母のいないトラップ家の7人の子どもたちの家庭教師となったマリアが愛情と音楽で一家を明るくしていくが、ナチス台頭という不穏な時代の波が一家にも影を落とし……という物語。3月5日、福岡市内のホテルで記者会見が行われ、マリアを演じるキャストのうち、井上智恵と笠松はる、トラップ大佐を演じるキャストのうち、芝清道と村俊英が福岡公演へ向けての抱負を語った。(複数キャストでの上演により、他キャストの出演も予定)
今回上演されるのは、『キャッツ』『オペラ座の怪人』の作曲で知られるアンドリュー・ロイド=ウェバーがプロデュースした最新バージョン。新曲が加えられ、アルプスの雄大な風景を舞台上に再現した美術など、見どころも増えている。笠松曰く「映画のマリアはパワーウーマンな感じだけど、今回の演出では“弱くて脆いけど、あきらめずに頑張ることで物事を動かしていく”女性」