くらし情報『SOPHIA松岡充、思い出の初舞台作品『リンダ リンダ』に再び全身全霊で挑む!』

SOPHIA松岡充、思い出の初舞台作品『リンダ リンダ』に再び全身全霊で挑む!

それが松岡の糧になっていることは間違いないが、「(初演では)経験値がないのが逆に武器だったと思うんです」とも話す。「やっぱり初恋の良さって、何ものにも代えられないじゃないですか(笑)。でも再演ではそれがない分、いかに高みを目指すのか。そこをテーマとして考えなければと思います」。そのひとつの糸口となるかもしれないのが、初演でも演じたロックバンドのベースを担当するマサオ役。「初演の時はマサオではなく、SOPHIA松岡充でやってしまっていたんです。でもマサオはボーカルではないし、ステージのセンターに立つ人間でもない。今回はそこを強く意識していこうと思います」。


初舞台から8年の年月は、松岡にエンタテインメントというものの考え方も変化させたようで、「創り手側のエゴをいかに排除し、観る側の立場にどれだけ立てるか。そういうステージの創り方は絶対に必要だと思います」と語る。この考え方は、演劇界における鴻上の精神とも通じるものがある。コアなファン向けであったアングラ演劇から、誰もが楽しめる演劇へ。鴻上の歩んで来た道は、確実に松岡へも続いている。「舞台を観に行くことって、空港みたいなものだと思うんです。

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