橋本さとしと新妻聖子が共演する新作ミュージカルは、甘くほろ苦い愛の物語
人気演出家のG2が作・演出を務め、舞台や映像作品の音楽で評価の高い荻野清子が作曲を手がける新作ミュージカル『Bitter days,Sweet nights』が8月に初演される。物語は、愛する妻・フユコを亡くして失意のどん底にあるカメラマン・ミノルが、フユコに瓜ふたつの妹・ナツコと出会い、展開するドラマだという。ミノル役を演じる橋本さとしとナツコ役の新妻聖子に、現在の心境を訊いた。
『Bitter days,Sweet nights』チケット情報
ふたりはともに陰影に富んだ劇的な役柄をこなす演技派だが、インタビュー中は和気あいあいとした雰囲気。「心に傷を負ってもがき苦しんでいる人間を演じるのって、大変だけれど好きなんです。今回はそこにコミカルな要素も入るようで、笑いによって切なさがひと際浮かび上がるかたちになるでしょうね。聖子ちゃんも普段は明るいけど板の上では……」と橋本が話題を振れば新妻も「はい、私も実生活は面白いんですけど不幸な役を演じることが多く、ラストの死亡率は7割ほど(笑)。今回どうなるかは、観てのお楽しみです!」と応じる。
また、新妻がG2から聞いた「既存の作品以上に、ふたりを輝かせる作品が書けると思ったから」