パントマイムの可能性を模索する、が~まるちょばプロジェクトの展望
(hitoshi)、「すべてが新鮮な体験で、自分たちの作品づくりにも生きています」(伊藤)といった声が。そんな若手に対してもHIRO-PONは、「ライバル」と言い切り、「パントマイム界って制約が多い分、すごくシビアな世界。でもパントマイムの力を信じることができれば、その制約は逆に武器にもなるはずなんですよね」と話す。
来年1月にはGABEZ、to R mansionの同期間、同劇場での交互上演も決定した。GABEZは「パントマイムってものがまだ全部はわかっていない分、まずは僕らがおもしろいと思うものをお見せしたい」と意欲をみせ、to R mansionは「自分たちにとっては初のサイレントコメディー。to R mansionの世界観がはっきり出せるものになれば」と語る。これらすべての公演に言えるのが、HIRO-PONの語る「劇場に来ないと僕らのおもしろさは分からない」ということ。彼らが舞台の外で発したこれらの言葉を鍵に、言葉のない世界の扉を開けてみて欲しい。
GABEZ『GET A LIFE』とto R mansion『土壇場! Do Done Bar』の交互上演は2013年1月10日(木)