くらし情報『観客参加型で心温まるミュージカル、『サ・ビ・タ』開幕』

観客参加型で心温まるミュージカル、『サ・ビ・タ』開幕

観客参加型で心温まるミュージカル、『サ・ビ・タ』開幕
駒田一、戸松遥、佐々木喜英が出演するミュージカル『サ・ビ・タ~雨が運んだ愛~』が10月18日に東京・青山円形劇場で開幕した。韓国では1995年の初演から現在までロングランを続けている大ヒットミュージカルで、日本では今回が3度目の上演。初日に先駆け17日、同劇場にて最終舞台稽古が公開された。

40歳になってまだ独り身の男、ドンウク。早くに両親を亡くした彼は、何かと妹たちの世話を焼いているものの、彼女たちは独立してすでに家にはいない。そんな彼のもとにある雨の晩、7年ぶりに弟のドンヒョンが帰ってきた。久々の再会に気まずさが漂う中、突然ド派手な格好の女の子が歌い踊りながら乱入。結婚カップルを盛り上げるのが仕事の彼女が、訪ねる家を間違えたのだ……。
ドタバタな展開の中にも「家族愛」という大きなテーマが太く濃く描かれ、温かな優しさが感じられる物語が展開する。

兄ドンウク役は、『レ・ミゼラブル』『ラ・マンチャの男』など大作ミュージカルの常連でもある駒田一。初演から同役を演じている彼は、絶妙の間合いで笑いを生み出し、観客をどんどん『サ・ビ・タ』の世界に引きずり込む。その反面、独りでいることの寂しさを家族への愛で押さえ込もうとするドンウクの孤独をリアルに表現し、客席の涙をも誘った。

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