梅宮万紗子をヒロイン役に抜擢!『引き出しの中のラブレター』のその後を描く舞台
東京セレソンデラックスなどに出演していた俳優兼演出家の矢島弘一が、公演のたびにキャストを集めて上演している演劇ユニット<東京マハロ>。人と人との絆が今よりも強かった昭和の時代を思わせる、笑えて泣けるハートウォーミングな舞台に定評がある。第10回公演となる今回は、3年前に公開された松竹映画『引き出しの中のラブレター』の世界観をベースに“その後”のエピソードを描いた物語。主役の結生(ゆき)を演じる梅宮万紗子と元夫役の曽世海司(劇団Studio Life)、結生の弟に扮する加治将樹と、演出の矢島に意気込みを訊いた。
東京マハロのチケット情報
映画版では、不仲のまま父親を亡くしたパーソナリティーの真生(まい)が、自ら立ち上げた番組「引き出しの中のラブレター」に投稿してきた少年とやりとりをするうち、自分自身もゆっくりと傷を癒していく過程が描かれた。矢島は「もともと映画版のプロデューサーの方と知り合いで、今年の春に上演した公演が“手紙”をモチーフにした作品だったこともあり、それなら次は『引き出し~』の舞台化はどうかと言っていただけて。松竹さんの映画がとても好きなこともあって、いいタイミングで舞台化が叶いました」