男の中の男・三崎最後の花道に男気ファイターがズラリ集結
(桜木)。
意気込みは続く。「格闘家ならば誰もが尊敬する選手。そのような選手に直接頼まれたので、出場を決めた」(宮田)、「本当はアメリカで試合をしようと思っていたが、三崎さんからのお願いを断るわけにはいかない」(金原正徳)、「一番尊敬している選手。引退はショックだが、立ち技も面白いと思ってもらえる試合をしたい」(山内)。
まさに三崎プロデュースの大会と言える。米国格闘技のストライクフォースとの契約問題もあり、三崎は公式戦として闘うことはできないが、ファンの期待を裏切らないパフォーマンスを約束した。本人も「12年間の格闘技人生への感謝、そして次のステージへ向かうセレモニーにしたい。
自分のメッセージ、自分の心をリングの上から伝えたい」とキッパリ。さらに公私ともに親交の深い長渕剛にも協力を仰いだことを明かした。
「本当ならば(米国の)ストライクフォースでベルトを巻き、(世界最大の)UFCに挑戦したい気持ちもあったが、致命的なケガで引退を決意した」と心残りを口にした三崎だが、「満足して引退する選手は本当に少ない。この悔しさを忘れず、選手育成の道へ進みたい。切り替えはできている。モチベーションは高い」