主演舞台の韓国公演に向けて、草なぎ剛からメッセージ
11・12月に東京、大阪で上演された、草なぎ剛主演の日韓合作舞台『ぼくに炎の戦車を』の韓国公演が来年1月30日から、ソウル・国立劇場 ヘオルム劇場で開催される。韓国公演に向けて、草なぎからメッセージが寄せられた。
草なぎ剛
「舞台『ぼくに炎の戦車を』を、韓国でも上演できることを嬉しく思います。韓国映画をきっかけに韓国に興味を持ち、ハングルを一生懸命に勉強してきましたが、そのハングルを生かして韓国の舞台に立つことは大きな夢であり、目標でもありました。まさに僕にとっては新しい挑戦ですし、僕の人生の中でもとても大きな意味を持つ舞台になると思います。
僕が演じる主人公・柳原直輝という存在は、純粋でまっすぐな人間です。その力は国境や立場、身分の違いといった、あらゆる壁を少しずつ崩していきます。そんな柳原直輝が登場する舞台『ぼくに炎の戦車を』は、人間の持つやさしさや、暖かさが込められた作品ですし、劇中同様にチャ・スンウォンさんとも強い友情を育むことができました。
韓国のみなさんにも、一生懸命生きている人々の姿から、何か感じていただければと思います」
作品は、2008年に『焼肉ドラゴン』で数々の演劇賞に輝いた鄭義信の新作。