初期の「3つの小品」、第二次大戦中に書かれた「メランコリー」、20世紀初頭にフランスで活躍した詩人アポリネールの詩に曲をつけた「モンパルナス」、ジャン=ピエール・ランパルが初演した「フルート・ソナタ」、最晩年の「クラリネット・ソナタ」、そして、室内楽の最高傑作「六重奏曲」が披露される。
後半はオーケストラ作品2曲。オルガンの多様な音色で描かれ、宗教的厳粛さと通俗性が混在する「オルガン、弦楽とティンパニのための協奏曲」。そして、ニューヨーク音楽批評家賞を受賞した20世紀最高の宗教曲のひとつ「スターバト・マーテル」だ。
プログラム同様、出演者も多彩。ソリストには、国内オーケストラの主要メンバーやソリストなどで活躍する旬の若手演奏家たちを起用。指揮はバッハ・コレギウム・ジャパンを主宰し、「バッハ演奏の権威」として世界的な評価を得ている鈴木雅明が務める。
「没後50年記念 フランシス・プーランクの夕べ」は、10月23日(水)に東京オペラシティ コンサートホール:タケミツメモリアルで開催。
チケットは発売中。●没後50年記念 フランシス・プーランクの夕べ
[日程・会場]
2013年10月23日(水)