皆勤賞の駒田一と初参加の八坂沙織が『サ・ビ・タ』を語る
2008年の日本初演以来、2010年、2012年とコンスタントに上演を重ねてきたミュージカル『サ・ビ・タ ~雨が運んだ愛~』が今年も登場する。作品誕生の地・ソウルでは1996年から2010年まで14年にわたるロングランを成し遂げた定番の人気作品。人々を惹きつけてやまないその魅力を探るため、キャストを務める駒田一と八坂沙織(SUPER☆GiRLS)に話を訊いた。
ミュージカル『サ・ビ・タ~雨が運んだ愛~』チケット情報
物語の登場人物は3人。雨の晩、独身の中年男ドンウクの暮らすアパートに、弟のドンヒョンが変わり果てた姿で現れる。この数年、弟はどこで何をしていたのか。一方、兄はその間どのように過ごしてきたのか。気まずさが漂い始めた部屋に突然、見知らぬ女性ユ・ミリがハイテンションで乱入したことで、事態は思わぬ方向に進展する。
過去3回のすべての日本公演に参加してきた駒田が今回もドンウク役を演じ、ユ・ミリ役とドンヒョン役には2組のキャストが挑戦。2012年に出演した戸松遥&佐々木喜英による〈TEAM H〉と、初参加となる八坂&矢崎広の〈TEAM Y〉が舞台を務める。
駒田は言う。「韓国で観たとき、言葉がわからなくても心情が伝わってきたんです。