市川海老蔵が11月20日、東京・新橋演舞場の1月公演「初春花形歌舞伎」の製作発表会見を行った。
新橋演舞場 初春花形歌舞伎 チケット情報
上演演目は、『金田一少年の事件簿』などで知られるマンガ原作者・樹林伸がストーリー原案を手がけた『石川五右衛門』。2009年の初演時には父の故市川團十郎と共演した思い出の作品だ。「秀吉役をやってくださって、父の『父はわしじゃでな』のセリフが未だに脳裏から離れません。せがれ勧玄がゆくゆくは歌舞伎役者になった時には五右衛門を、そして私が秀吉を。いつかそんな時代が来れば」と海老蔵。
今回は前回公演を下敷きにさらにスケールアップ。「前回の部分をぎゅっと凝縮して前半にまとめました。
後半は五右衛門が中国大陸へとわたり、新たな伝説を築き上げる」という。海老蔵は「見せ場の『絶景かな』が2回あるかもしれない。『絶景かな』を超える『絶景かな』を同じセリフで表現したい。お正月に見るには最高の演目だと思います」と舞台をPRした。
公演は1月2日(金)から25日(日)まで。チケットの一般発売は11月25日(火)午前10時より。チケットぴあではインターネット先行先着「プリセール」を11月22日(土)午前10時より実施。
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