と急転直下。女優の友人たちの舞台を観に行くうちに、生の舞台が伝える感動、その素晴らしさを知ったという。新たに芽生えた演技への情熱を満面の笑顔で語る様子が、清々しく、愛らしい。
「二次審査の時に、亜門さんが“前回、帰った子だ”って気づいたみたいでした。印象悪いままじゃダメだから、今回は本気なんだぞ!って気持ちを行動で表さなきゃと思って、ガッツで取り組みましたね。受かりたい!って気持ちをアピールして。亜門さんに“アナタは踊っている時の顔が本当に素晴らしい”って褒めていただいて、やった~!って(笑)」
言葉の端々から伝わってくるのは、自分を信じている強さだ。「本番に強いです。
ギリギリまでは心臓が飛び出そうなくらい緊張していても、ステージに立つとホッとします」「怒られたら逆に火が着くタイプ。へこまずに、じゃあやってやろう!って気持ちになりますね」芯のある朗らかさで、周囲に前向きなパワーを振り撒いていく。
Wキャストでドロシーを演じる梅田はすでに今春、『IN THE HEIGHTS』でミュージカルを経験。その姿に刺激を受けて「自分もあんなふうにキラキラしたい」と発奮した。「私に夢を与えてくれた大先輩です。